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2018年3月27日火曜日

新春、初ゴルフ腰痛で涙のリタイア(上野花見報告)

山爺が運営しているゴルフの会『首都圏孔球親睦会』は健康上の理由により例年、冬季の12月中旬~3月中旬、夏季の7月下旬~9月上旬の間は会の開催を自粛している。

今年の開幕戦は3月17日(土)栃木の真名子CCで開催予定であった。厳しかった寒気もようやく緩みその日が来るのを指折り数え楽しみにしていました。

【山爺の弱点】

山爺には持病の腰痛があります。7~8年前に勤務先でマンホールを開けようと持ち上げた時に痛めた右大臀筋の肉離れ?が原因でそれ以来時々腰痛に悩まされています。

このマンホールは手作りのため板厚が世間の常識を超えて分厚かったのです。山爺はそうとは知らず見かけで判断し身構えることなく軽い気持ちで引き起こしたので腰に過負荷が掛かってしまいビリリ!!誰だこんなマンホールを作った奴は!と激怒しても後悔先に立たずでありました。それまでは腰痛とは無縁で山歩きやゴルフに何の支障もなかったのにそれ以来ガラスの腰と向き合わなければならなくなってしまいました。


2~3日前から右腰に違和感があったので万全の態勢で大会に臨もうと腰の体調を整える目的で低周波治療器を右大臀筋にあてがい念入りに何度もマッサージを施しました。これがいけなかった。施術直後は快適だったのですがお昼ころよりにわかに右腰が痛くなり出しました。筋肉に余計な負荷を掛け過ぎたので疲労で筋肉組織が壊れたようです。

夕方になると痛くてコタツから抜け出るのも大儀です。それでも痛みを我慢して翌日のゴルフの準備で着替えやら大会商品の準備やら準備して『明日になれば痛みも和らぐだろう』と思いながら就寝しました。

ところが痛みは引くどころか益々悪化、寝返りさえ出来なくなり起き上がるのも激痛をこらえなければならなくなりました。翌朝は杖を頼らなければ歩けない情けない体になってしまい断腸の思いでゴルフ断念。我が家に迎えに来てくれる友人に無念のリタイア電話をしました。

当日は晴天に恵まれ他のメンバーは予定通りゴルフをしているかと思うと情けないやら悔しいやら、とんでもないことになってしまいました。古人曰く、”過ぎたるはなお及ばざるが如し”と・・皆さん低周波治療器を舐めてはいけません。使用はほどほどにしましょう。えらい目に遭いますよ。

土曜~水曜まで絶対安静、木曜日より杖を頼りにようやく何とか歩けるように回復しました。世間では桜の開花便りの真っ只中です。山爺は毎年この時期になると都内の名所に桜を愛でに行く習慣があります。今年もリハビリを兼ねて上野にでも行ってみよう。

25日(日)にまだ少々痛みの残る腰を労わりながら、まずはこの前に購入したオリンパスの高級カメラ用のメモリーを購入するため秋葉原へGo!。8GBのマイクロSDメモリーが¥520也、ホームセンターの半分以下の価格です。2個購入したので¥1000以上お得でした。

ついでニッピン(登山専門店)で山用のドライフードも購入しようとお店に立ち寄ってみて驚いた。店の前に何やら張り紙がしてありシャッターが下りている。”永らくご利用頂きましたがビル老朽に伴い当店を閉鎖いたしました・・云々”の文言が。あら~閉店かいな!この店とは山爺が20代で登山を始めた頃からの長い付き合いだったのに残念である。

当時は登山ブームで若者の大半が山やスキーに行く時代だったが山の専門店と言えばその数も限られて〇井スポーツ店が全盛だった。しかし、山爺が大宮にあったそのチエーン店で山靴を買おうと相談に行くと店員(登山ベテラン風)にあれこれ登山経験を聞かれた挙句”ここはあんたら素人が来るような店じゃないよ”的な今では到底信じられない生意気な接客態度に不愉快な思いをさせられた。

当時は売り手市場だったので売ってやるゾ、買わせていただきますでも商売が成り立っていたのだ。今でもそういう雰囲気の店を有難がるお客もいるようですが山爺はそんな店まっぴらごめんだ。そんな時、広告で秋葉原に登山専門店があることを知り訪問してみた。接客も親切で品揃えも前述の店よりも割安だった。以来山用品の全てをこの店で調達してきた。

その当時のニッピンブランドは前述の横柄店員のような登山通振る所謂”山屋”達からは2流扱いで小馬鹿にされていたことは事実でしたが山爺はノンブランド思考なのでまったく気にしませんでした。

いまは目利きさえ出来ればネットで専門店の2~3割の価格(2~3割引きではないですよ念のため・・注)で格安品が手に入る良い時代になりましたねえ。登山専門店さん。いつまでも殿様商売していると今に手痛い目に会いますゾ、ご用心召されい。(^O^)

買い物も済んだので上野のお山に行ってみよう。山手線で上野駅に移動し公園口から下車しようとして驚いた。人々、人々の群れである。

駅で入場制限は見たことはあるけれど出場制限しているのを見たのは初めてだ。ロープで出口まで誘導路がくねくね出来ており並ばないと出られない。ご丁寧に”最後尾”のプラカードまで掲げてある。宝くじ売り場か!ここは。

毎年、土曜日に来ており日曜日は初めての訪問だ。日曜だからこんなに大勢来るのかなあ?それとも今日は天気が良いか
ら特別?、とにかく凄い人の群れで田舎もんはびっくりである。





 人をかき分けて何とか公園内にたどり着いた。いやはやなんともである。こんな所をイスラムテロ集団に狙われたら完全にお手上げで被害は・・・一瞬不吉な考えが頭をよぎった。



よくTVニュースで報道される場所へと移動する。ここも凄い人の群れであるがお行儀よく人々が流れている。

テレビクルーを2チーム見かけた。1チームは明らかに東南アジアらしきクルーだ。山爺もどこかで撮されて報道されちゃうのかな。人の群れは多くてうんざりだが、ここの桜は見事である。やはり毎年くるべきであろう。継続は力なりを実践しなくっちゃ。




 コスチュームで仮装した若者が楽しそうに桜の下で酒宴を開いている。若いっていいなあ!。山爺も仲間に入りたい。


さて、ずいぶん歩いたので喉が渇いてきた。花見といえばお酒を抜きには考えられない。

一人でも飲めるとっておきの場所が上野公園にはあるのである。だからつい上野のお山に足が向く。

動物園の左横にある上野東照宮の参道沿いに隠れ茶店が数件並んでいるのである。え!隠れていないって!












またもや人の群れをかき分けながら急ぎ足で東照宮を目指すが人が邪魔でなかなか近づけない。







 やっと東照宮の門が見えてきた。目指す茶店はあの中である。人の群れを押し分けながら飲みたい一心で前進をする。









ようやく茶店前に到着。缶ビール¥500山小屋の価格設定並だなぁ、高けぇ!。焼きそば・おでん¥500なんでも¥500均一だ。お釣りを渡すのが面倒なための価格設定は見え見えだ。こう言ういい加減な設定でいいんですかね。公正取引委員会の皆さ~ん。要チェック、チェック。






購入するにも並ばなければならない。ようやく焼きそばと缶ビール1個購入し店の裏側にあるにわか作りのテーブル席に移動する。ここも人で一杯だが山爺同様一人で来て飲んでいる男もちらほらいるので安心する。

空いている席を見つけて着席。缶ビールをプシュー!ゴクリ!旨いねえ。どうしてお日様の下で飲むビールは旨いのかねえ。





あっと言う間に1本飲んでしまった。しまった、最初から2本買っておくんだった。席離れると焼きそば片付けられちゃうし。焼きそば持って買いに行くのも間抜けな図柄だし・・・結局焼きそば全部平らげてからもう一本買いにゆくハメに。
≧(´▽`)≦アハハハ










飲んだあと公園を北上し鶯谷まで歩いてみることにした。







途中上野本覚院の門前に見事なしだれ桜と椿が満開で見事に咲き誇っていました。

【川柳】

・¥500均の 店としなされ 桜茶屋
・2個千円と 書けば釣りなし 露天茶屋
・花よりも 団子よりも 酒がよし
・花見客 百円取れば 如何程に

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