講習会参加者が購入していったものと思います。消防関係が250人防火管理者講習が200人位でおよそ500人くらいの受講生が押しかけているはずなので、さもありなんです。先月の受講の際は地下鉄駅そばのローカルコンビニ店で購入したので品不足現象はありませんでした。そこにすれば良かったなあ、と思ったが時既に遅し、引き返す時間は残っていません。
登山でも旅行でも手軽に食べられて喉の通りの良いサンドイッチは昼食に最適なのですが・・・おにぎりは、まだたくさん残っています。仕方なくおにぎりを購入すべく、好物の梅握りを探すが全部売り切れです。では明太子は?これも売り切れ、残っているのは昆布・鮭・漬物(高菜?)・おこわ位のもんです。山爺の好物嗜好が世間並みであることを改めて確認した瞬間でした。
おにぎり3個とジャムパン1個、お茶500mlを選んでレジへ、あらあ!レジ待ちがずらりと並んでいる。やばいゾ!時間が押してきた。やっと精算を済ませ、神田消防署の隣にある講習会場へと急ぐ。
8時45分に到着、エレベーター前は長蛇の列です。講習開始は9時からなので、残り15分しかありません。ここまで来て遅刻はないだろう。冗談じゃない。エレベーター前の係員も
『お急ぎの方は階段をお使いください』
と叫んで暗に階段で行けと指示している。いまから7階まで階段?確実性はあるけれど講習前に体力を消耗することは避けたいのでエレベータをひたすら待つことにした。2台あるうちの1台が降りてきたが満杯で乗れませんでした。少し焦って来ました。2台目に乗って講習開始6~7分前にようやく会場に到着しました。
急ぎ張り紙を見て山爺の受講席をさがす。あれえ!先月と同じで前から3番目だ。また講師のすぐ前だ、あんまり前だと講師と目があい、説明の相槌をしたり、おはよう挨拶に答えたりしなければならないのであまり好きじゃないんだけれどねえ。
今日の講習会は250名参加、先月は2~3人だった女子も今日は10名くらいいそうです。
講習開始の5分前に自分の席に着席、山爺もこれまでずいぶん長いこと色々な講習会に参加しましたがこんな余裕のない状況は初めてです。
もうあのコンビニ店を利用するのはよそう。・・といっても次は3年後くらいかなあ。別の消防資格が期限切れになるはずです。・・・・・おいおいまだ免状返納しないのかいと悪魔のささやきが聞こえます。
座ってまだ席も暖まらないうちに講習会が始まりました。
今回のスケジュールはこんな感じです。
9:00~ 9;10 講習案内
9:10~10:50 設備関係法令・設置基準等
11:00~12:00 行政事例等
12:00~13:00 休憩(昼食)
13:00~14:30 避難設備整備・点検要領
14:40~16:10 消火器整備・点検要領
16:10~16:35 効果測定(出題10問解答時間20分)
16:35~16:50 採点及び免状返還
びっしりと講習科目が並びます。午後から1時間30分に渡り避難設備の整備点検講習がありますが。山爺はこの資格は持っていません。持っていないのに受講させられて避難設備に関する試験も3問ほど出題されて回答させられます。なんか変なのですがいつもこうです。受講したんだから受講終了証でも発行して点検権限を与えてくれい!
私の通路をはさんですぐ横に座っている比較的若い?受講生が受講開始から終了までほとんど寝てばかりいます。おいおい、そんなに寝てばかりしていて大丈夫か?
講習過程で時々講師から『ここは大変重要なポイントですからアンダーラインなり付箋を貼るなりしてください』と、このあと行われる効果測定(試験)の出題箇所のアドバイスがあってもさっぱり起きません。大した自信です。
そんなに寝てると聞き漏らして回答に困り、今に泣きを見るぞ、と密かに楽しみにしておりました。
講習会もようやく終了しあとは効果測定を受けるのみとなりました。解答用紙と問題用紙が前から順送りで送られてきます。いつになってもこの試験の瞬間はなんかテンションがあがります。
始めの合図で試験開始、自動火災報知機の資格と違い消火器は比較的易しいので順調に回答できました。消防法令に関し1問だけが難解でしばし考慮・・んん、これは先月出題で悩んだものと同じではないか、また同じ問題で引っかかり悩んでしまいました。・
血液占いではB型気質は過去は闇で前しか見ない!・・・の通りで私は過ぎた出来事はあまり関心がありません。当然終わった問題なんか復習もしません。馬鹿だなあ!と反省です。
まあなんとか解答を終えて例の若者を見るとまだ必死に問題用紙をにらめつけ格闘中です。・・・ほ~ら、だから言わんこっちゃない。(言ってませんが)
採点も終わり免状返還です。山爺は当然クリアーですが隣の若者もクリアーです。よかったね。
今回も数名の方々が基準点に達しなくて居残り補講を受けるようです。
次回は5年後・・・もう返納かなあ?・・私より年配の方々もまだたくさん受講しているので次回も頑張ろうかなあ,・・と、複雑な心境で講習会場を後にしました。
消防設備士再講習 Part Ⅱの項・・完