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2016年10月23日日曜日

笠取山に行きたい・・・Part Ⅱ








9月下旬から、10月中旬は秋雨前線やら台風やらで天候が安定ぜずなかなか山に行く気が起きませんでした。下旬になってようやく天候が安定してきたようです。10月は普通上旬から天候が安定するのが常でしたが、やはり温暖化の影響で季節がおかしくなりつつあるのでしょうか。

のんびりと再就職先を探すつもりでしたが少し興味ある求人・・中堅の食品関連会社で生産管理補助の仕事(記録やデータ解析、帳票の作成)・・・があったので軽い気持ちで面談に応じたところなんとその日に即決、いつから来られるかと思わぬ展開になってしまいました。・・・話しぶりでは明日からでも良さそうな雰囲気です。

一つ困ったのは工場が1週間フル操業であり、そのため休みがシフト制で不定期になることです。好齢山爺の人生彷徨活動に支障が出るのは必至です。そこで山爺としての要望を遠慮なく述べました。
①週5日勤務ができますか。→ 4日でお願いします。
②シフト勤務だから土日休みとは限らない。→ 既に予定の入っている11~12月の土曜日を休 
みにして欲しい。
③シフト休みは2日連続と1日に分けることがあるが。→山歩きに行きたいので月1~2回は3連休に。

と、まあ随分と図々しいことを要求しました。普通ならこの時点でお帰りくださいとなるところでしょうがそうはなりませんでした。

この山爺の我儘を快く受け入れてくれたので、お世話になることにしました。・・10/27からまた宮仕えの始まりです。トホホ。

休みの日程がしばらくわからないので当分人生彷徨はお預けかなあと思っていたら10/29~31(土~月)が山爺の休みと先方から連絡が来ました。


これまで山爺は金~日が休みでしたので、金~土で山行を計画していましたが、笠取山の場合は小屋の番人が土日のみしか入っていないようなので金曜日の入山は躊躇していました。

今回幸い土日利用で月曜休養というチャンスに恵まれました。これは、山行を計画しなければです。この期を逃すと2000m級の山々は初冬に入ってしまいます。

笠取山は公共の交通機関を利用した場合は西沢渓谷の新地平登山口から5時間(休憩なし)くらいかかります。体力の落ちた山爺では日帰りは無理で笠取小屋に1泊し翌朝山頂を目指します。

登頂後は山爺ルールにより本来なら別の山を経由して登山口とは違う場所に抜けたいのですが、この付近は公共機関の乗り入れがまことに悪く、山爺の体力では1日では抜け切れません。

1本考えられるのは笠取小屋から斉木林道を経由し白沢峠から芹沢に下山するルートがありますが、なまじ林道だけにモトクロスバイク野郎がいそうなので遭遇したら興ざめです。

やはり今回は、おとなしく山頂まで往復し元来た道を下山することになりそうです。そうなると何も重いザックを背負って山頂を目指す必要はありません。ザックは山小屋に預け軽装で登ろうと思います。

とは言うもののまったく空身は危険です。雨具や携行食、防寒具・カメラ等、必要最小限の荷物を持ち運ぶミニザック(アタックザック)が欲しいところです。

山爺はアタックザックなどという大げさな表現は嫌いです。山と戦争するわけではないのですから。山に対し無謀にも仕掛けたら絶対に負けます。山神様のご機嫌の良い時に登らせていただくというのが山爺のスタイルですからして・・・。

山爺の住まいの近隣にあるイオンモールに別な用事(メガネ新調)があったのでついでに山スポーツ専門店に立ち寄ったところ、あるある!小さく折リたたんで収納できるザックが数種類!ただし値段が張ります。¥4000近くもする。なんとまあ、この間新調した私のメインザックがもうちょいで買える値段ではありませんか。相変わらず山用品、お高いこと。

例によりここはネット通販の出番です。

家に帰り早速、折りたたみザック・簡易ザックで検索、おおっ!さすが物資豊かなな日本!ごろごろヒットしました。

左の画像のものが安くて良さそうです。価格はなんと¥800です。送料含め¥1150とは、いやはや何ともです。

早速注文手続きをとりコンビニで午前中に入金しましたが、なんと翌日の午前中に宅配で受け取ることができました。ネット通販万歳です。

いつもそうだが通販で送られてきたダンボール箱を開ける瞬間はなんとも楽しい。これだけでも¥100~¥200の価値観がある。(^0^)Y

おお!予想以上の品物です。チャック付きサブポケットが2箇所もあります。・・・真ん中にあるポケットは裏返すと収納ケースに・・・左にはペットボトルが差し込めるネットまであります。これなら日帰りハイクに十分使えるくらいの品ごしらえです。・・少しみすぼらしいけど。

たたむのも簡単にできます。超軽量なのでザックに放り込んでもまったく負担になりません。

旅行でもカバンの中に放り込めばいざという時、背中に背負え便利に使えそうです。
良い買い物でした。


山の専門店では山用のレトルト品3点購入です。左から、うどんどん兵衛・白米・牛めしです。いずれもお湯を入れるだけで食することが可能で乾燥食品なので軽いです。

このうどんどん兵衛は食べるときには容器が必要ですが市販のカップ付き麺は山に持ってゆくと意外とガサ張ります。ザック収納時の収まりも悪く注意しないと穴があいて液漏れがしたりします。・・山爺体験済みでガムテープ貼って食ったことがあります。(笑)

これは小さく圧縮されておりすばらしい。値段も¥140と手頃です。

他の2点は大昔(30年位前)アルファー米なるものを食して以来です。当時のものはやたら日向臭くて、旨さは2の次で腹の足しになればよしといった用途でしたが、今のは随分美味しくなっていると聞いていますが果たして?


笠取山に行きたい・・・Part Ⅱの項 完