アクセスカウンター

アクセスカウンター

2022年11月16日水曜日

442年ぶりの天体ショー

 11月8日の夕方より皆既月食と惑星食が同時に起きるらしい。このような現象は442年ぶりらしく織田信長も見たとTVニュースが囂しい。442年前は1580だから本能寺の変の2年前だ、確かに織田信長も安土城から見たかもしれない。

皆既月食+月の裏に天王星が隠れる現象が同時に起きるらしい。天王星が隠れるのは4000年ぶりとか、縄文人が観て以来のことだ。う~ん気が遠くなるわい。

次に皆既月食+惑星食が起きるのは332年後の土星食。これは見なければならないだろう。


夕方に東の空を見上げると既に月の下側が欠け始めている。天候は雲一つない絶好の観測日和だ。慌ててこの間、買い求めたニコンCOOLPIXP500と三脚を引っ張り出して撮影を試みる。

このカメラの優れているところは36倍の超ズームが内蔵(800mm望遠相当)しているのでかなりのUP撮影が可能であることとモニターが自在に角度を変えられること。さらに難しい天体撮影もモード設定を選べば自動で条件をセットしてくれることである。

モニターのおかげで暗闇でも簡単に照準を合わせることが出来た。セットもトワイライトモードにして数枚をパチリ。
画像確認、なんとまあ、良く撮れているではありませんか。ニコンCOOLPIXP500恐るべし。







皆既に入り月が赤銅色に変わりました。これもしっかり捕らえてくれました。

画像編集してていたら左下に天王星らしきものも写っていました。

食に入る寸前の貴重な瞬間も偶然捉えたようです。素晴らしいカメラです。

こんな高性能のカメラだ、壊れたら大変。同型の予備機購入しておいたほうが良いかなあ。




一旦部屋に戻り時間を潰して再び観測を試みる。

もう皆既は終了し反対側が明るく輝き出してました。


こうして、442年ぶりの天体ショーは終りを告げた。人生80年(100年は大げさだろう)織田信長さんの時は50年、まさに『人間五十年 下天の内を比らぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか……』をしみじみ感じた夜でした。

【川柳】
・この次は 誰が観るやら 惑星食
・見て欲しい 次回の惑食 我が子孫 

******************

①ここに掲載されたルポや川柳の著作権は作者(日暮道長)にあります。
②作者以外の方による無断転載は禁止で、行った場合、著作権法の違反となります。

読後の感想をコメントまたはメールしていただけると幸いです。