月1回の登山をすることに決めたので6月もどこかに行かねばなりません。
『ええっ!聞いてないよそんな話』
と自分の頭の中に住むもう一人の自分、サボ郎君が騒ぎ立てます。サボ郎君にそそのかされいい気になって怠けていたら6月も、月の半ばを過ぎてしまいました。6月17日(土)は町内会の会合で夏祭りの打ち合わせがあります。欠席すると後々なにかと不具合です。・・・不都合ではなく不具合とした作者の深謀にご注目。 Y(^ω^)/
ここだけの話、お祭りなんか好きな人だけでやりゃあいいんだがネ。建前論としては地域活性のため云々とか言っちゃって秋の運動会とともに地域の2大行事として相変わらず代わり映えのないことを連綿と続けている。なにせ日本人は何か始めるのは得意だが止めることは大の苦手と来ているからこれからも止めようと言う人はいないんだろうね。
かの太平洋戦争だって、誰の命令で始めたのかも定かでないから明らかに負け戦と分かってからも誰も止めようと言えず、止めるのに往生したものね。それにより死ななくても良い人々が多勢亡くなった。
あの時は幸い昭和天皇が聡明なお方だったから戦争を止めることが出来たけれど、もし優柔不断な天皇だったとしたら、あるいは日本に天皇制がなかったとしたら、日本本土も沖縄みたく全滅状態まで戦って、あげく指導者達の多くが無責任にも勝手に自刃ししたりして大混乱となり収集がつかなくなったかもしれない。実際、先の大戦では多くの指揮官が戦闘末期に負け戦になると自刃した。
そのような行為は一見見事な最後のように見えるが山爺に言わせれば無責任な指揮放棄以外の何者でもない。本当に立派な指揮官というものは最後まで戦い降伏した後も捕虜の屈辱に耐え、捕虜としての待遇要求を先頭切って交渉し事の収集に当たる人だ。
そんな立派な人はそうそういないから今頃は北海道はロシア、本州はアメリカとイギリス、九州は中国、四国はフランスの物になっていたかもしれない。そうなっていたら山爺もこの世に生まれこなかったかもしれないな。本当に日本人は止めるのが下手な民族だからねえ。
こんな民族性だから相変わらず例年7月・8月は各地で祭りが行われる。これらの大半は昔からの仕来りに引きずられて山爺のように嫌々やってる人が多いんだろうねえ。
来週は楽しい高校の同窓会があるので山に行けるのは明日(18日)しかありません。目下浪人中の山爺なれば平日ならいくらでも空いているのですが山だけは、なんとなく出かけにくいのです。その理由は
①平日早朝は通勤や通学客で電車が混む。
②お仕事や勉学といった真摯な人々に紛れて物見遊山丸出しの格好でいるのがなんか後ろめたい。・・・心なしかそういった視線が時々感じられます。・・そんなデカイ荷物、混んでるのに持ち込みやがって!なんてね。
というわけで18日(日)に出かけることにしました。幸いお天気も曇りで暑くもなく丁度良さそうです。ただし次週に同窓会が控えているので軍資金を抑えなければなりません。交通費のかからない桐生・足利・佐野・栃木あたりの山に狙いを絞り検討していると佐野の飛駒町の山中で(奈良部山)で男性が熊に襲われ大怪我のニュースが飛び込んできた。
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駅から30分もあれば登れるので手抜き登山です。おまけに麓には町運営の格安温泉まである。こんな場所はそうざらにあるもんじゃない。しかも山爺の家の近傍なので交通費もさほどかかりません。
岩船山は霊山として有名で元栃木市民としては一度は訪れて見たいと前々から思っていたのですが未だ果たせずにいました。
小学生の頃の曖昧な記憶なのですがお袋さまか誰かに岩船山は死者の集まる山だから子供達だけで近寄ってはいけない。と言われたこともトラウマとなっているようです。
【山爺の一口メモ】
・岩船山高勝寺
岩船山は死者の霊の集まるところ、霊魂の集まるところといわれる霊山である。春秋の彼岸には近隣の人々が父、母、きょうだい、吾が子、水子の供養に登山する。
全国的に詠われる「帰命頂礼岩船の…」に始まる岩船地蔵和讃の舞台は当山です。
また、古来より子授・安産の地蔵といわれている。徳川三代将軍家光の側室、お楽の方は岩船地蔵を信仰した。 江戸城に入る時、岩船から地蔵様をむかえて場内に祀り、子孫繁栄と武運長久を祈った。その御利益を得て生まれたのが四代将軍家綱といわれている。
日本三大地蔵 岩船山は足尾山系の最南東端にあります。岩石の山で、山麓をJR両毛線が走り岩舟駅から山頂まで20分程で登山できます。
1周約1キロの三角形の山で山全体が船の形をしている処から岩船山と言われています。
ね!すごい履歴のお寺が山頂にあるんですよ。やはりこれは一度は行ってみないと。
ちなみに、この山は『岩船』と書き、住所や駅名は『岩舟』と表示しているようです。どのような訳があるのかは分かりません。・・・まあ舟は小型船で船は大型船のことなので山は大きいから船を当てたのかなあとは思うけれど・・・(^m^)
山爺の家から近いので今日はゆっくりと8時半の電車で出かけました。館林⇒佐野と乗り替え、それでもJR岩舟駅に1時間もかからず到着してしまいます。岩舟駅は小さな無人駅ですがここから馬不入山(うまいらず)・晃石山(てるいし)・大平山(おおひら)への一般向けのハイキングルートがあります。
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そのためか岩舟駅で降りたのは日曜日だというのに山爺と地元の人らしき人の2人だけという寂しさ。
先月の奥多摩御嶽駅のように何百人ものハイカーが一斉に下車するのとはまるで違う異次元の場所です。
駅は小さな無人駅です。駅構内にも人影は見当たりません。駅を出てすぐに左折6~7分も歩くと岩船山の登山口に着きます。この間数台の車とスレ違いましたが第1町人とは遭遇しませんでした。
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右手の家で覆面男(覆面で年齢不詳。多分爺さん)が草刈の真っ最中、ついに第一町人発見です。相手が会釈したのでこちらも返礼しました。
いよいよ階段が現れました。この山は600段の階段が延々山頂のお寺まで続くそうです。
さすが霊山です。ひんやりとした霊気が襲います。ゾゾッ!!って今日は昨日(17日)と違い曇りで気温も低め、ジャンバーを羽織ったまま階段を登り始めました。
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なんか霊気漂う雰囲気良さそうな祠です。
すぐ横に東屋があるので水を飲みながら横を見ると広場があります。
正面は崖で、ここはよく子供向け番組の〇〇戦隊何レンジャーの爆破シーンロケによく使われている場所だそうです。付近の左側も同ロケや音楽コンサートがよく開催される広場があります。・・・これが本当のロックコンサートなんちゃって。
しばし休憩した後またも、とぼとぼ長い階段を登ります。
『♫長い階段をおらは登っただ~』
・・んん!どこかで聞いたセリフだがそれにしてもやけに古いぞその歌は!。
下の方から女の子の声が聞こえてきます。振り返ると女の子とお父さんが黒い犬を連れて登ってきます。
手ぶらだし犬連れているので地元民でしょう。どんどん近づいてきます。
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道を譲り先に行ってもらうことにします。
お父さんと女の子は元気に歩いていますが肝心の犬はもう歳らしく、いやいや登ってるのが見え見えです。時々休んで動きません。山爺とおんなじだなあと妙に親近感がわく犬です。
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犬の方も山爺の考えを察したのか恨めしげにこちらを見ています。
『いいなぁ、あんたは自由に休めて。おいらはご主人様が煽るから簡単に休めないよ』
と目で訴えて、トボトボ階段を登ってゆきました。
ワン公、お前も大変だな頑張れよと念力を送る。
階段の傍らにはホタルブクロや紫陽花が咲いており山爺の目を楽しませてくれます。
やっと長かった600の階段が終わり見晴らしのよい展望台に着きました。
さっき降りた岩舟駅が小さく見えます。
登り始めて30分でお寺に到着しました。楽勝です。
先ほどの親子も休んでいます。もちろんワン公は地べたにで~んと座り込んでます。やはりお疲れの様子。なんかかわいそう。
親子を見送り先を急ぎます。聖徳太子と書いた碑が立っていました。なんでこんなところに聖徳太子の碑があるんだろう?。
【山爺の一口メモ】
「岩船」の名前の由来は、日本書紀で饒速日命にかかわる神話に出てくる「天磐船(天磐樟船)」からきているようです。
4~5世紀ごろ、物部氏たちが関東や越後の地を訪れ自分たちの故郷である大和を遠く離れた彼らは、この地にも土着して地方の有力部族となっていきました。そして、自分たち物部氏一族が神とする饒速日命をお祀りした神社を作ったそうです。そのような神社は全国にたくさんあり、物部神社や磐船神社と名付けられました。岩船では、その神社の名前が「岩船」という地名になり、現在まで残っていたのではないかと思われます。
なんとまあ神代の昔から著名なところだったんですねえ。びっくりです
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静かな山中にあるので京都・奈良の宝塔よりはるかに威厳が漂います。いやあ来て良かった。左右の壁の彫刻もなかなかの物です。これで拝観料無料とはありがたや、ありがたやです。ハイ!
m(_ _)m
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孫太郎(本殿)という案内板に従って本殿を目指します。坂道をちょっと登ると本殿に到着しました。んん!これが本殿?小さな祠と常夜灯があるだけですが場所はかなり広い。ここに昔は本殿があったのかなあ。どうやらここが岩船山頂のようです。・・・実際はもう少し高い所があるのですが危険なのか柵があり入れませんでした。きっと山頂の向こうは崖なんでしょう。・・・
テーブルが2組みあるのでここで少し早いが腹ごしらえ。梅にぎり1個とミニアンパン2個をいただく。
アルコールバーナーもザックの中にあるので珈琲でも入れたいところですが境内なので遠慮しました。・・・山火事注意の看板もあることだし。(~ω~;)))
本宮に下る途中に不気味なモニュメントが並んでいました。石仏にシャツや帽子が被せてあり妙に現世っぽい格好の石仏です。傍らに今脱いだばかりのような靴まで並べてあります。
若くして最近亡くなった人の供養に違いありません。周りは木々に覆われて薄暗く人っ子1人居ない。ちょっと不気味な雰囲気が漂います。
こりゃあ、確かに子供達だけで訪れる場所ではないわいと改めて実感した山爺でありました。
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本宮に降りてから今度は奥の院という所を目指します。
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ここも薄暗い道沿いに石仏群が並んでおり、あまり愉快なところではありません。
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薄暗い山道をしばらく登ると奥の院に着きました。祠は建っておらずお地蔵さまが2体あるだけです。
お地蔵さまの左横をすり抜けて進むと崖に出ます。
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ここが今日もうひとつの訪問目的であるビューポイントです。このV字型に崩れた崖はこの前の東日本大地震の時に崩壊したものです。
それまではこちら側と継っていたみたいです。よく見るとV字の左先端に白い手すりが見えます。遊歩道でもあったのかなあ?ギョギョギョ~!です。
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侵入防止冊にもたれて夢中で撮影していましたが、ふと足元を見ると今自分の立っている位置の真下は崖が迫っておりいつ柵もろとも崩落してもおかしくない状態です。クワバラ、クワバラ、早々に現場を立ち去りました。
本宮に戻る途中に綺麗なツツジが咲いていました。地獄で仏とはこの事です。薄気味悪さを少し和らげてくれます。
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紫陽花も道端いたるところの咲いており和ませてくれます。
本宮に戻ると卒塔婆の大群が!またも霊の世界に戻りました。
血の池という表示のある場所があり白く濁った水が溜まっています。
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立派な山門です。寛畝保2年、1742年の建立です。両側の仁王様もなかなかの力作です。
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6地蔵がお行儀よく並んでいます。
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ここは賽の河原、幼くしてこの世を去った子供達への供養なのでしょう。風車やおもちゃ、ぬいぐるみ、果てはベビーカーなどが供えられています。合掌!
高勝寺境内を十分堪能したので下山することにします。
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下山途中に眺めた先ほどの崩落現場です。先程は左側のてっぺんから右の崖を見たわけですね。剣呑剣呑だねえ。
下山は楽です。あっという間に里まで降りてきました。先ほどの崩落現場も小さくなりました。
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里山の関東ふれあい道をのんびり歩き鷲神社を過ぎると再び山道に入ります。馬不入山の分岐までは人通りも多いのでよく整備されていました。
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そこを過ぎると歩く人もあまりいないと見え道も笹薮が覆いかぶさっていたりクモの巣が張っていたりで荒れています。 ⇒
おまけに山菜採りの人や釣り人が頻繁に車道脇から入り込むようで枝道も多い。・・・なんと山中に農業用ため池があり、魚がいるようで釣り人が数人いた。・・・暗いのでブレた画像です。m(_ _)m
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関東ふれあいどころではない。山慣れた人じゃないと遭難するぞ、ここは。山爺もすでに道探しで苦労し笹薮を潜るので顔面クモの巣だらけ。なんじゃあこれは!!関東クモの巣ふれあい道だぞここは!。
辛抱たまらず途中で車道に出て遊楽々館を目指すことにした。
やっと遊楽々館が視界に入りました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9ny04OaeF5JQQlR3DfxjXeUNmzGhPZAY6o827NhzBc5-q4TSJc7dHEgQMJ-yrSEv9ifzd_kvqAYlauBX_YhAA_v2D_x3cvxg_N7zP0CqjfUMyx9Ln7UTV0jwfYJpJ0zGZZK7ldnnI9_Q/s320/GEDC2156+%2528800x600%2529.jpg)
岩舟総合運動公園の一角に遊楽々館はあります。広々とした運動公園です。やるじゃん岩舟も、大したものだ。
入湯券は自動券売機で購入だ。一般¥300のところ65歳以上は¥200のはずだが・・・っと!ありました。ちゃんと65歳以上の金額枠があり¥200です。自販機なので身分証明も不要です。こりゃいいや。
但し貸タオルが¥200と入湯料金と同じだから持参したほうがいいよ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRZk8Wv27tTIxV1FhWRsDu_p0AkhEGOgIrxIP5dQdZdW-gTkNB-FXE2wBj1EKhwi48i9k1OYmLZz6im3QcF4Wka0gDZ3OCNsUJHsbTtSup5SSsRiiJhqn-QCt6iDEWkR95s8uYQqsV1uw/s320/yurakukan_2014_06_012-thumb-600xauto-1877.jpg)
館内はすでに爺さんたちがカラオケの真っ最中でボリュームを最大限に上げてダミ声で歌っている。そりゃ¥200で1日遊べるんなら最高だがね。
脱衣所も貸ロッカーがあり山爺のザックでもすっぽり収納できる大きさだ。¥100投入してロックするが開けると¥100が戻る。いたれりつくせりだね。こりゃ。なんか妙に楽しくなってきた。
湯船も立派でなかなかのもんですよ。館内はお風呂の他、大広間(カラオケ舞台あり)休憩所や会議室や多目的部屋もあるようです。
岩舟町民は幸せだねぇ。まったく。
それにしても爺さん婆さんのカラオケのやかましいことと言ったらない。
入浴を済ませてカラオケ部屋を覗くと椅子に座った婆さんが一生懸命に歌ってた。
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観客も知り合いが多いのか声援や笑顔満面で皆んな楽しそうにしている。こんな光景を目の当たりにしたらやかましいといった不満は消え、むしろ微笑ましいと思えるようになって来た。
結構、結構、お金もさほどかからなく毎日遊べる所があるお年寄りはこんなにも幸せなんだなあと思いました。
休憩所で休んでいると山歩きスタイルで場違いな格好の山爺を怪訝そうに婆さん達がじっと見ている。別に怪しいもんじゃありませんよ。単なるハイカーですと心で念じながらザックからサンドイッチやアンパンお菓子を取り出し昼食とする。ついで眠くなったのでちょいと昼寝!。軽く寝たつもりが前回の三ッドッケ山同様30分以上も寝てしまった。
そろそそ帰るとするか。岩舟駅まで30分もあれば歩けるだろう。
また周囲の景色をのんびりと眺めながら里山を歩き出す。折しも田植えのシーズンで田んぼは水が張ってある。逆さ富士ならぬ逆さ岩船を見ることができた。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjz0z_NQyEx1RLyCSoahdWuokAfh1_cAdjbRzlRBOA3D8ei7lCipqHuhoaCEApEMgyCrjS96NmvuB52cjFTSH0BBCyeexumt5ncg9A9OrURLpGfhotRyISMiH9xd32zJEVnW518-bFRep8/s640/GEDC2163+%2528800x277%2529.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2HG9tFi3qnIzRHx17FtGyvdqn20khxv8JIk382jMtWfVJygLt4Kq8e7x8sNyps-EepXsA_7eErXyMn0_RMSaxgET_1ASB12hLQaGF8ail_zIb18NMduk9QPA5x-XQhuMZLLlLYwy6Vn8/s320/800px-Mt.iwahune.jpg)
こうして見ると説明の必要もないほど岩船の地名の由来がよくわかるね。確かに大きい船に見える。
ちなみに東日本の大地震で崩壊する前の岩船山をご紹介します。こちらのほうがより岩船らしいね。古代人が目をつけたのも納得です。
【川柳】
・岩船の 長い階段 犬もバテ
・名ばかりの ふれあい道で 遭難す
栃木・岩船山探訪の項・・・完
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天候が安定する7月下旬に南八ヶ岳縦走を企んでいます。茅野駅から美濃戸口まで路線バスで入山。日程と予定コースは次のように考えてます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgBigJg0-2KOAK8V0Bu3IddeZwTpAdvHwRom8-ENa9F7p2yRX9_R18__3T1fdwxv3hqt1X0yLjuBvPz83wk7u9ruxL7HGl_YHceZq6nzuUjCV0heBbt1MwHgNk7KN6vU_XQojwYhMtkoys/s200/images4IUYEQOJ.png)
1日目:美濃戸口⇒行者小屋(泊)
2日目:行者小屋⇒地蔵尾根か中岳コル経由⇒赤岳⇒キレット⇒権現岳⇒権現小屋(泊)
3日目:権現小屋⇒三ッ頭⇒天女山⇒甲斐大泉駅
地蔵尾根経由か中岳コル経由か悩んでいます。一応、好天なら地蔵尾根経由、ガスってたら中岳コル経由にしようかなあと思ってはいるのですが、いずれにせよ文三郎道は避けようと考えてます。
このブログを読んだ経験者の方々からアドバイスをいただけると良いのですが。・・・・(´・ω・`)
行くとすれば30数年ぶりの高山での本格登山となります。普通の人は1泊2日、健脚者なら夜行日帰りでこなす山ですが、いささかガタの来ている山爺のことゆえ、大事を取って2泊3日で踏破しようと考えてます。
それでも昔から鎖場ありのハシゴありの険しい危険な山であることには変わりありません。一度天候が荒れれば遮る木々もないので強風がもろに襲います。
その分天候に恵まれれば大展望が望める素晴らしい山塊です。その上にアプローチが短かいときているので申し分ありません。
そんな山なので天候が思わしくなければさっさと中止や延期をするので単独の方が好都合です。
パートナーがいると遠慮やお互いの強がりが邪魔をして判断が鈍り、かえってリスクを背負い込んでしまう。だから昔から山爺は単独行が多いのです。
誰か書いたエッセイか忘れましたが(多分深田久弥)こんなことを書いていました。
『山を好きになるのは性悪女に惚れるようなもので何度もひどい目に遭うので止めよう止めようと思っても止められない。』
同感です。!! (´^ω^`)・・赤岳もかつて3回は登っているので昔の女に会いに行く心境です。えへへ!!。