まったく今年の夏と秋は天候不順でひどかった。秋なんか今年はあったのかなあという体たらく。ここにきて天候不順による野菜の高騰が心配になってきた。鍋食いたくても白菜よりも肉の方が安いなんて洒落にならんぜ。
里でもこんな調子だからお山もどんぐりや木の実の生育が心配です。熊さん達は冬ごもりに備え腹いっぱい食べられるのだろうか。充分に食べられなかった熊は冬眠できずに里へ下りてくるとも聞きます。これを”穴持たず熊”と呼ぶんだそうです。あん!下ネタ!だれだ変な想像した奴は・・って俺かい!
山爺は12月からは低い里山の日溜まり登山をすることになります。秩父や足利の里で腹ペコ熊にばったり出会ったりして『ど~も!』だけは勘弁してもらいたいものです。
今度の土日は気温も回復しそうなので日溜まりハイキングにいこうかなあと思っています。場所は秩父の御岳山か小川町の駅から歩ける官の倉山へでも・・・あるいは手軽な足利かなあ?
山のシーズンが終わると、2年続きで出かけた関西旅行を今年もやるべい!と、一人旅の虫が脳裏から這い出てきます。2日間の無駄時間さえ山爺が我慢すれば往復1万円でお釣りのくる高速バスはやはり魅力です。まさに”時は金なり”暇だけは充分あります。・・ってそういう意味で使うことわざじゃないっつうの!。
去年、顔なじみになった大阪、天満商店街の鉄板焼きのおばちゃん元気かなあ。
奈良は飛鳥の里を歩いて謎の石造物巡りをしたいなあ。日本最古の仏像がある飛鳥寺も訪ねてみたい。
京都は幕末の史跡、会津守護職本陣、金戒光明寺から祇園、池田屋跡~土佐藩邸、近江屋跡を歩いて豊臣滅亡のきっかけとなった方広寺の鐘(国家安泰君臣豊楽)を直に見てみたいなあ。そしてすぐそばにある三十三間堂にも立ち寄ろう。
しかし梵鐘の国家安泰の文字を見とがめて家康の名前を分断していると難癖をつけた家康陣営にはヤーさんも脱帽の言いがかりの天才軍師がいたんだろうねえ。臨済宗の金地院崇伝という坊主がこれを見つけて狂喜乱舞!?家康にご注進したらしい。
『めっけ!めっけ!』『家康殿、秀頼めがやりましたぞ、ドジで阿呆なことを』なんてネ。
【山爺の一言メモ】
方広寺鐘銘事件
大坂の冬夏の陣の発端としては、方広寺大仏殿(京都)の再建にともなう「鐘銘事件」がよく知られている。方広寺は豊臣秀吉の発願によって京都に建てられたが、慶長元(1596)年の大地震で倒壊した。その再建工事が秀吉の没後、息子の秀頼の手によって進められ、同17(1612)年に大仏殿が完成、さらに同19年4月16日に鐘が鋳造された。問題となったのは、この鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘だ。これに家康は「家康の名を引き裂き、豊臣家を讃えるもの」だと激怒したと伝えられる。
しかしこの一言がきっかけで豊臣家は滅んだのだから人のえげつない言葉は何10万の軍隊以上の破壊力があるということだ。今日でも言葉の暴力だけではいくら攻撃してもまず犯罪にならないが、少しでも実際に手を出したほうが断罪されるという理不尽がまかり通っている。言葉の暴力もなんとか刑法で立法化してもらいたいものだ。そうすれば全国の中高生のいじめの摘発にどれだけ役に立つことか。
『お前のような役立たずは』なんて言ったら”意欲損壊言動罪”とかの罪名で懲役1年とかネ!。勿論『お前なんか死んじゃえ』なんて言ったら”自殺誘導罪”で懲役5年!(^O^)
山爺は口下手?だから会社勤めの頃、仕事の上で口論すると100%負けて悔しい思いを何度か経験した。口論の最中、咄嗟に相手の弱みを突く攻撃的な良い言葉が出てこないのだ。家に帰ってから、ああ!あの時、ああ言えば良かった、こう言えば良かったと地団駄を踏んだものだ。今回の日馬富士の暴行事件も真相はどうだろうか。どうも日馬富士にも言い分がありそうだが・・・・
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