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2025年8月21日木曜日

#連日の猛暑・草花は秋の気配(夏季の向島百花園にて)

 言うても詮無いことであるが、毎日暑いですねえ。

使用禁止用語になるが来る日も来る日も”キチガイ”のような暑さで老齢の山爺には堪えるわい。

この異常な暑さにより鶏やブタさんが死んでいるとか、ひと昔前は暑さで飼育動物が死ぬなんて話は聞いたことがなかった。

猛暑で家畜たちも命の危機 犠牲数各地で増加 / 日本農業新聞


動物の心配どころではない。山爺だってここんところ暑さで散歩も叶わなくなり運動不足である。

運動不足→足腰弱る→階段・風呂場で転倒→骨折→寝たきり、の負の連鎖が恐ろしい。何とかしたくてもこの暑さではねえ。

関東地方が37℃超えの命に関わる天気予報が発令された7月下旬のある日、戯れにタイ国の気温を調べてみた。

図のようにタイ国で一番暑い時期はソンクラン(水かけ祭り)の頃の4月中旬で35℃超えの日々が続いている。山爺は30年以上前になるがこの季節にタイで仕事をしていた経験があったがあの頃から確かにめちゃ暑かった記憶が残ってる。

そんな理由からなのか水かけ祭りは見ず知らずの人から水をかけられても怒れない、怒るのは野暮とされる。会社内でも現場などを油断して歩いているといきなり背中から水をかけられた。かけられるのは人気のある証だからそれは良い。だがその水の出処は?そのへんの汚い水(ご存知タイ国の水道水は飲めない)じゃあないんだろうなあと心配したもんです。

日本が37℃の酷暑の時期、7月・8月の首都バンコクの平均気温を見てみると、なんと33℃ですよ。山爺の若い頃は日本でもそんなもんだったはず。

だから汗のかけない体質で夏の暑さに弱い山爺でも例年7月末の社内連休に合わせて暑苦しい服装で夏山登山に出かけることができた。

いまあの服装で日中出かけたら駅に着くまでに熱中症で倒れるに違いない。

どうしてこんな住みにくい気候になってしまったんだろう、日本は。

SNSをいろいろ読んでみると暑さの原因の多方はこんなふうです。

①太平洋高気圧が張り出す・・直射日光が強くなる・・これって昔からなんじゃ?
②地球温暖化現象
③ヒートアイランド現象

う~ん、よくわからんなあ。天下のNHKさんはどうまとめているんだろう。




こんなに猛暑が続くのはなぜ? - 地球のミライ - NHK みんなでプラス


ますますわかななくなった。要は①から③まで全て人間のなせる業でその報いが来ている、ということか。

エネルギー保存の法則(不滅の法則とも)という法則がある。簡単に言うとエネルギーというものはなくなることはなく形を変えて永遠に存在するというものだが今日の便利な生活を支えているものの大半は石油・ガス・石炭といった化石燃料が大半だ。

何億年もかけてせっかく地球さんが閉じ込めてくれたこの物質をここ100年で人間どもがほじくり返しエネルギーとして使用し便利な生活を貪ってきた。そしてその大半は熱エネルギーとして地球に放出されるからこの先暑くなることはあっても寒冷化には戻るまい。氷河期がくるかもって?

最後の氷河期は1万年前に終わり今は温暖な間氷期らしいのだが、いずれ氷河期がくる・・本来なら氷河期に入り始める年代だが産業革命以降のエネルギーの劇的な消費によりそれを阻んでいるという学説もあるようだが。

【5分でわかる科学】氷河期はまた来る?─気候変動の周期と人類の影響|5分でわかるノート

山爺の子供~青年期は家の暖房はこたつ・火鉢・湯たんぽ、冷房はうちわ・扇風機しかなかった。今日の贅沢はどうだろう。家全体を温める、冷やす、エネルギーの使い放題だ。使ったエネルギーは熱に変わるが再利用不可能な低温だからじゃんじゃん空気中に放出する。こんな生活いい加減に見直さないといずれ人類滅びまっせぇ。それにしても日本よりタイ国の方が涼しいのはなぜだ??

なんて愚にもつかないことを日々考えながら鬱々していたら7月下旬から8月上旬にかけて奇跡のような30℃前後の気温が続くとの天気予報を得た。これは出かけねばなるまいて。


8月3日まで向島百花園で朝顔展をやっていたことを思い出した。まだ咲いてるかなあ、朝顔というくらいだから早く行かないとしぼんでしまうかな?。

愛用のニコン一眼D3100とズームレンズ2本をカバンに放り込み8月9日の朝にいそいそと家を出た。

10時前には東向島駅についた。駅を出るといきなり大きな花の鉢が歩道に沿ってずらり並んでいるのに出くわした。ん?朝顔?・・アオイ科のタイタンビカスという花なのだそうです。

名前からするとハイビスカスの仲間かな?・・ピンポ~ン!ハイビスカスもアオイ科でした。


10時前に百花園に到着、65歳以上は入園料半額です。¥70を支払い入園した。・・たった¥70でよく手入れされた草花を見られる、何とありがたいことか。

いきなり朝顔の鉢がずらりと並んでお出迎え。
朝顔展で展示した鉢なのかなあ、でも咲き終わり?花が全然付いていない。がっかり。

気を取り直して園内に進む。


わあ、咲いていました。鉢植えではないから展示していたものとは違うのかな。

山爺が小学校の頃、家の周りに朝顔がよく咲いていた。

その時は朝顔は夏になると自然に生えるものとばかり思っていたが、趣味人でもあったおふくろ様が毎年撒いていたんだなぁと後になり気がついた。 ・・・  ( ; ; )


そんなこともあったので朝顔には今でも思い入れが深い。

秋の七草のひとつ桔梗の花が咲いてました。


草花の世界はもう秋なのですね。

萩の花かなあ。
ノウゼンカズラ?でしょうか

女郎花(オミナエシ)に蝶が止まって一休み。







瓢箪かな?これから縦に伸びてあの形になるんだろうか。
百合の花と一口に言っても種類は豊富。
ササユリ系統?






ルドベキアというキク科の花です。
別名:オオハンゴウソウ


これは何の花だかわかりません。
ムクゲの仲間でしょうかねえ。

石橋の真ん中で鴨さん一休み。暑さでバテ気味なんですかねえ。近づいても逃げようとしません。おかげで向こう側に行けず引き返すことに。







園内には草花ばかりではなく著名?な歌人の歌碑も随所にありますが不調法な山爺はこの歌人が著名人なのかわかりません。







これは山爺でも知っている夏の野草ツユクサです。
木瓜(ボケ)の実です。ボケも実をつけるんですねえ。

調べてみたら食べられるんだそうですが早熟なものは毒性があり腹痛を起こす場合があるとか。梅の実と同じだなあ。

そういえばボケの花は梅の花に似ている。
ボケも梅もおなじバラ科の所属、納得。
ハイビスカスに似た花が咲いてました。

調べてみるとハイビスカスは南方の樹木で地植えで越冬できる地域は10℃以上に限られるんだそうです。東京では越冬できません。

”ハイビスカスに似た花”で検索するとアオイ科フヨウ族の花に似ています。ためになったね~ぇ(芸人:もう中学生の声で)


ここ、百花園は狭いですが山爺のような年寄りには良い塩梅の広さです。¥70で丹精込めた草花を堪能できる。こんな良い場所はありません。秋の草花を見にまた来よう。

暑くなってきたので上野に移動し東京博物館で考古物を鑑賞しよう。なにせ東京博物館は65歳以上は無料だからして・・・涼むのにはもってこいですわ。  (^^♪

【川柳】
・夏花に 暑さ忘れる 百花園
・七十円 向島にある 庶民園
・只巡り 百花園から東博へ 

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