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2020年5月15日金曜日

いつまで続く閉門蟄居


コロナウイルスの蔓延がやや下火になってきたとはいえ都内や我が埼玉県は緊急事態宣言の解除がなされないままだ。
例年4月~5月は登山の適期である。今年も残雪を踏んで4月に那須茶臼・朝日岳、5月には会津駒ケ岳を狙っていた。その矢先の緊急事態宣言で動きが取れなくなってしまった。
山なら3密とは無縁なのだが肝心の山小屋が5月31日まで閉鎖では行こうにも行けない。困ったもんだ。
ゴルフについても5月16日、月例ゴルフ研修会を八洲CCで催行予定だったが敢え無く中止となった。例年6月末に山爺が幹事長を仰せつかり開催している高校の同窓会も延期の憂き目に遭ってしまった。


そんなこんなで4月4日(土)に栃木方面へゴルフに出かけて以来、遠出は自粛し閉門蟄居、連日家でごろごろ、養豚生活を強いられている。こんなことは社会人になって初めての体験だ。未曾有の事態といっていい。フラストレーションは右肩上がり、お陰で体重がじりじり増えて2ヶ月で2kgも増えてしまった。
いったい誰が悪いのだ、責任者出てこい。
噂によれば今回のコロナウイルスの出処は武漢にある研究所の杜撰な管理による漏洩ではとの説もある。目的遂行のためなら人命も軽視する中国ならさも有りなん。もしも事実なら関係者は万死に値する。
また欧米各国は研究所を相手取ってではなく発病後の隠蔽工作がパンデミックに繋がったとして中国政府に損害賠償請求の動きを見せている。
【山爺の一言メモ】
中国・武漢市に世界トップレベルのウイルス研究所「中国科学院武漢病毒(ウイルス)研究所」がある。
 この研究所が備える最新鋭の設備の1つが、BSL4(バイオセーフティーレベル4)実験室だ。実験室では、SARSやエボラ出血熱のような、感染力が強くて危険なウイルスのコントロールも可能で、洪水の被害が及ばない場所に設置され、マグニチュード7の揺れにも耐えうるという。 しかしいま、この研究所から新型コロナウイルスが流出したのではないかという疑惑が持ち上がっている。
 1月末、インド・デリー大学とインド理工学院に所属する研究者たちがまとめた「新型コロナウイルスにエイズウイルスと不自然な類似点がある」とする論文が物議をかもした。さらにこの研究者たちは「このウイルスが自然発生することは考えられない」とした。この論文は大バッシングののちに撤回されたが、一部のネットユーザーの間で内容が拡散。「新型コロナウイルスはSARSウイルスとエイズウイルスを武漢ウイルス研究所が人工的に合成したものでは」という憶測も飛び交い、不安が高まったのだ。




元産経新聞北京特派員の福島香織さんが言う。
「この頃、研究所からのウイルス流出や実験動物のずさんな管理が何度か問題になっていました。例えば、動物実験ではウイルスを動物に感染させたりするのですが、実験が終わったらウイルスを不活化、つまり無害化させる処理をしなければいけない。ところが、処理が完璧ではない状態でゴミ箱に捨てたり、外に廃棄したりしたことからSARSウイルスの感染が拡大したと指摘されています」
損害賠償の動き
コロナウイルスの各国への感染が中国政府の当初の隠蔽工作によって加速され、拡大されたとする非難は、まず米国で激しくなった。連邦議会で非難の声が高まると同時に、各州の民間団体、さらには州当局が実際に中国政府に損害賠償金の支払いを求める訴訟を起こした。たとえばミズーリ州当局による訴訟は中国の政府や武漢市に総額440億ドルに達する賠償金支払いを要求した。そのほかの賠償請求した国々はイギリス・ドイツ・イタリア・オーストラリア・ナイジェリアでその総額は1200兆円を有に超える。これに対し中国政府はでっち上げだと反発、支払うつもりは毛頭ない。
連日、家にこもっての所在無さの徒然にネットサーフィンばかりしている。ブログやらSNSを読んでいたらこんな記事に出くわした。
山歩きに必携とされるクマよけ鈴(もちろん山爺も持っている)が逆効果ということだ。最近のクマや猪は人馴れしており鈴の音を聞くと人が来た、食べ物があるかも、と逆に寄ってくるんだそうで、山歩きの人に限らず渓流釣りの人も体験しているそうです。鈴を鳴らしていたが出くわしたとか。

確かに以前から言われており山爺もどうしたもんかなあ?と思っていた。さりとて熊よけスプレーは1万円近くするので高価だし有効期限が短いので不経済だ。・・命に関わることなのでケチる場合ではないのだが、あんなデカくて重いものぶら下げて歩くのもしんどい。

じゃ、どうするか。火薬入りのおもちゃのピストルが有効だとか。なるほど、あれなら大きな音がする。拳銃というくらいだから携帯には便利だ。てなわけで早速、購入してしまいました。¥800で命が守れるなら安いもんです。
これからは腰に拳銃ぶら下げて山歩きしようかな?荒野のガンマン・・・不審者扱いで通報されちゃうかな。(^。^)
連日ゴルフにも山にも居酒屋にも行けずで日々悶々と暮らしているが、良いこともある。小遣いが減らないのだ。すこし財布に余裕が出来た。こうなるとカメラの好いものが欲しくなる。
独身時代、経済的な自由が利いた頃はカメラに凝っていました。紆余曲折、結局、発色とピント合わせの精密さでニコンカメラを愛用していました。


しかし、フイルムカメラがデジタルカメラに取って変わったことによりそれらの財産は全て押し入れに眠ってしまっています。
所帯を持ってからは高額のカメラ趣味は諦めて小型デジカメ2台と数年前に買った中古のセミ一眼レフのオリンパスSP-565UZを使っています。
オリンパスのカメラはセミ一眼だけに、それなりの性能がありよく撮れる(右画像)のですがイマイチ、ピントが甘いのです。まあ。人によってはソフトフォーカス仕上がりを好むこともありますが、写真を志す者の多くはピントの甘いカメラは納得がいかないのです。
やはりニコンで撮ったあのシャープなピントが忘れられません。しかし天下のニコンの一眼レフともなれば50mmのレンズ込みで15万は下らない。100mmのズーム装備させると20万円は有に超える。高嶺の花です。
ここは、庶民の味方のヤフーオークションを覗いてみよう。おお、¥1000台でニコン一眼レフがごろごろ出店してます。早速入札、ところが締切間際の21時寸前にいつもの通り、ずっこいやつにさらわれる。何度挑戦してもダメです。
売れ残るのは動作未確認なのでジャンクと思えとか、電池カバー欠損とか、中にはシャッターが下りませんでした、と言ったふざけけた内容のものが堂々とオークションにかけられている。そんなクズみたいな物、出品するんじゃねえ~。
オークション以外のサイトも調べていたら、15年前に発売されたニコンD50という機種がレンズ付きで1万円以下でAmazonに出品されている。オークションと違いお店による販売だから半年の保証付きだ。15年前の発売とは言え天下のニコンだ。購入者の評判は上々で未だ愛用者が沢山いるみたいです。

なぜ、値崩れしているかとよくよく考えてみれば、①画素数が620万画素②動画が撮れない。③撮影はファインダー越し(モニター見ながら撮影不可)ですぐに1500画素で動画も撮れる後継機が出たのでニコンファンが手放したことによるのでしょう。
プロじゃないんだから①画素数は624万画素で十分、②一眼レフは重いので動画撮影には不向きです(少なくとも山爺には不用)③カメラはなんといってもファインダー越しで撮すに限る・・等々で少々古いけれどこれに決めた。
¥8000台の商品はレンズが55mmの標準レンズだから敬遠、ボディとズームレンズ(28mm~80mm)を別々に手配し、締めて1万円以内で収まった。ボロかったらどうしよう?ゴルフ中止になったからゴルフしたつもりでその費用を回せばいいか、と念じた。
送金後2日で商品が届きました。何回頼んでも宅配が届いてガサゴソ開封するこの瞬間がなんとも楽しい。




おお、開けてみてひと安心、HPの説明には微細な使用傷、レンズ内に微細ほこりありとあったので一抹の不安もあったのですが傷一つなく新品同様です。さてちゃんと動くかな。バッテリーを軽く充電してセットする。スイッチオン。ファインダーを覗いてパチリ、ガシャという一眼レフ独特の大きな音がして問題なくシャッターが下りました。
モニターを見ると撮影画像がくっきり浮かんでます。
早速家の周りに出て撮影を試みる。自動、手動、何ら問題なく撮影ができました。そしてさすがはニコンです。ピントのシャープなこと昔の光学式カメラの感触がそのまま蘇りました。 
余談ながら・・ってこの話全体が余談か。あっははは!!
下調べではレンズマウント(取り付け構造)の設計仕様は変えていないとありました。まさかとは思いましたが押入れから40年前の光学式で使ったレンズを引っ張り出し、広角・標準・望遠の3本を試みに装着してみると全て装着できます。ピント、露出は手動になりますが問題なく写りました。レンズ手放さなくてよかった。
消費者の利便性を最優先する社風のニコンさん凄いです。WIN-XP WIN-VISUTA WIN-7 と次々とソフトサポートを終了させて使えなくし、利益を貪るMicrosoft社さん、少しは㈱ニコンさん見習ってはどうですか。
と、ここまで書くといい事ずくめだが誤算もあった。撮影記録媒体であるSDカードが2GBまでしか認識しないのである。今やSDカードは8GB以上が主流で流通している。1GBや2GBは最早在庫が少なく貴重品なのだ。しかも2GBも16GBも同じ価格というプレミア厶ぶりだ。
我が家の近隣のホームセンターやドラッグストアーを覗いてみたが8GB以上しか置いていない。ネットで手配する羽目になった。(偶然に1枚だけ山爺が持っていたことは幸いだった)
さて、高品質カメラも手に入れたことだし、山歩きの計画再燃だ。コロナめ、この先の高温多湿の梅雨で全滅しないかなあ。
いつまで続く閉門蟄居の項・・・(完)
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