¥8000の激安中古品ながら、なんら支障なく快適に動いて、ネットサーフィンやブログの投稿などに重宝していたのだが突然のクラッシュで面食らってしまった。
クラッシュの原因は分かっている。ネット閲覧中に画面が重くなりフリーズ状態に近くなったので強制終了(電源ボタンを長押ししてシャットダウン)でパソコンを閉じてしまったことによる。
強制終了はどうしてもパソコンが言うことを効かなくなった時の最後の手段で、本来あまりやってはいけない操作なので当然リスクも負う。
画面がフリーズした場合は キーボード のCtrl+Altを押さえながらDelを押してログオフさせるのが正しい操作方法だが両手を使うので面倒くさい。・・どれだけものぐさなんだ!喝ぁつ!!
今まで電源ボタン長押しで電源切ってもなんら支障がなかったので度々横着していたのがいけなかったようでとうとうバチが当たってしまいました。
再立ち上げしたらパソコン画面上に右画像が出たと思ったらウンともスンとも動かなくなってしまった。
実は最初、別のメッセージ画面が何回か出た後にこうなったような気もする。今にして思えば修復モードが表示されたようだった。
なになに!”あなたのパソコンのデバイスが修復を欲しています”だとう!。購入時、同梱してあった修復ディスクを入れてリカバリーを試みるも全然読み込まない。
WIN97や2001・XPの時はこれで自動的に読み込んでリカバリー出来たんだが、今回はさっぱりである。
この、パソコンは当初、WIN7仕様であったがWIN10転換無料キャンペーンに釣られてWIN10に乗り換えた経緯がある。
『そうか!WIN7用の修復ディスクでは読み込めないのかあ?なあんだWIN10なんかにアップグレードするんじゃなかったなあ』
と後悔しきり。・・・これが山爺の早合点であったことに後々気が付くことになる。無知とはことほどに情けないものである。
居間にある家族共用のデスクトップの別パソコン(WIN7)でWIN10に関する修復方法を読みあさる。どうやらUSBにダウンロード出来る回復ソフトがあるらしい。というよりパソコンが元気なうちに回復USBを作っておかなければいけないようだ。我が家にWIN10は他にはない。あ~あ!万事休す。
富士通で純正回復ディスクが手に入るらしいが¥9700もする。そんなに払うのなら別の中古パソコン買ってUSB回復メディアをダウンロードしたほうが得策というものだ。というわけで¥10800の中古パソコンを新たに購入してしまった。
コンビニで入金措置したら2日ほどで届いた。富士通のFMV-A8290(WIN10 Pro64 Bit)で外付け無線LANのおまけ付き)で性能は十分なモデルと言える。外観は浅いすり傷があるだけで新品同様だ。傷なんか細かいサンドペーパーで研磨すれば目立たなくなる。本当に日本は物資が豊富な良い国だねえ。
このパソコンを立ち上げて早速USB回復ソフトを作って動かない方のパソコンの修復を試みる。ダウンロードしたUSBを差し込み作動させようと試みるもウンともスンとも動かない。your PC/device needs to be と、同じ画面が出たところで止まってしまう。
パソコンには初期設定画面のBIOSモードというものがある。WIN97を利用していた頃は怪しいサイトに無防備でアクセス( ^ω^))した報いでウイルスその他の攻撃にあいしょっちゅう壊れた。その都度リカバリーし初期化をしていたのでそのへんは鍛え済みなのです。( ^ω^)
知ってはいたが最近のパソコンはそうそう壊れないのでBIOSモードの操作は、とんとご無沙汰、すっかり勝手を忘れてしまった。
初心に帰りBIOSからやり直しを試みる。
【山爺の一言メモ】
BIOSモード
パソコンなどの主基板(マザーボード)などに格納されたコンピュータプログラム(ファームウエア)の一種で、起動時のOSの読み込みや、接続された装置・機器に対する基本的な入出力制御などを行うもの。
①トライ前に電源コードを抜いて裏側のバッテリーも外して完全に電源を遮断、3~5分待つ。まれにこの処理の後電源再投入しただけで復旧することもあるそうな。
②マウス・USBなどの付属メディアを全部外す。
③電源をON
④FUJITSUのロゴが出たらF12キーを数回押し続ける。(メーカーによりFキーが違います)
⑤BIOS画面が立ち上がる。
⑥<診断プログラム>でHDD関係の故障有無チェック。・・・HDD関係は異常なしとの判定が出た。マシンは壊れていないようだ。
⑦再びBIOSモード立ち上げ。<BIOSセットアップ>を選んでEnterキー。・・・起動デバイスの優先設定を見ると、なんとUSBデバイスが除外枠に入って無効になっているではないか!!。カーソルキーを使って起動デバイス側に移動させる。
⑧内容を変更しても、そのままPCを閉じると元の状態に戻るのでF10キーを押して更新することをお忘れなく。・・・山爺は最初この更新操作をしなかったので何度もPC上を彷徨することになってしまった。
⑨USB起動メディアを入れて再起動・・・むむ、今度はあの憎っくき your PC/device needs to be の文字が出ないで、ウインドウズのロゴが出た。おお、状態に変化が起きたぞ。
左画像のような修復画面が出た。やった成功だ。と思ったのも束の間、トラブルシューティングを選択し先に進もうとすると”PCの回復中に問題が発生しました”。と、きやがった。
このメディアでは情報不足で修復出来ません。そんなニュアンスのメッセージだったような記憶も・・・で終了。
⑩こうなりゃ破れかぶれだ。Ctrl+Alt+Delでログオフし再びBIOSモードに戻す。
⑪WIN7用のCD回復メディアでもう1回試してみよう。DVDドライブにCDを挿入する。
⑫3.の"CD/DVD Drive"を選択し再びEnterキーを押す。
今度はデーターを読み込んでくれている。最初にトライした時はCD/DVD Drive設定になっていなかったので読み込まなかったようだ。
USBメディアでストップしたオプションの選択画面まで再びたどり着いた。
⑬トラブルシューティングを選択しEnterキーでその先にGo!
⑭おお、次の画面が現われました。
⑮こうなりゃ山爺の勝ちです。システムの復元を選んでEnter!。
⑯復元ポイントの画面が出たので画面下方にある”OK”を選んで先へ進む。
⑰システムファイルと設定の復元画面まで来ました。こうなりゃ勝ち戦だ。いけいけどんどん、”次へ(N)>”を選んで先へ進む。
⑱途中は省略しますが画面指示に従って(N)を押してゆくと、ついに最終段階になったようだ。せっせと回復作業を始めている。
と、いきなりWIN10最初の待受画面が現れた。やったあ、復元成功です。個人パスワードを打ち込み開くとファイルやお気に入りなどが元の状態のまま無事に戻りました。めでたし、めでたし。幾つになっても苦労して修理し治ると嬉しいものです。山爺至福の瞬間です。
こう、記事にすると簡単に修復出来た印象を与えてしまいますが、実際のところは悪戦苦闘、4日間を費やしています。山爺、またひとつ利口になりました。Y(^O^)/
ん!ん!まてよ?結局USBメディアは使わなかったんだから新規にノートパソコン購入する必要はなかったのでは?、(^┰^;)。
まあいいさ。無線LAN使えるから予備兼ブログ専用として重宝はするわい。・・・山爺の負け惜しみです、はい。(ヽ´ω`)トホホ・・
それにしても今年は新年早々、時計の電池交換やらPCの故障やらで波乱含みです。この年になっても神は未だ我に試練を与えたもうか。頭の体操が出来てありがたいことです。【山爺の一言メモ】
USBによる回復メディアを作成するのは最低16GBの容量が必要とされているので(8GB以上とも?)16GBのUSBを用意したのですが16GBの実容量エリアは14GBくらいしか使えないらしいので容量不足で駄目だったのかな?。
また、WIN7専用と思っていたCD修復ソフトがWIN10にも有効でした。HPのどこを見ても共用の記事は見当たらない。ライセンス認証がらみでメディアは1つのパソコンには1つの専用メデイアが原則とされているので使い回しはライセンス契約違反となるので誰もおおっぴらには投稿しないのかな?。
また、WIN7専用と思っていたCD修復ソフトがWIN10にも有効でした。HPのどこを見ても共用の記事は見当たらない。ライセンス認証がらみでメディアは1つのパソコンには1つの専用メデイアが原則とされているので使い回しはライセンス契約違反となるので誰もおおっぴらには投稿しないのかな?。
【狂歌・川柳】
・無謀にも 壊れたPC復元へ 老兵挑み 砕け散るらん
・・当たって砕けろではなく砕けてしまいました。
・・当たって砕けろではなく砕けてしまいました。
・パソ復元 無謀に挑む 熟親爺・・・理屈もヘチマもない。がむしゃらにイジり回す。
・団塊は 試行錯誤が 座右の銘・・・団塊世代は何はともあれ、やってみる
ノートパソコンの修復奮戦記の項・・・(完)
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