9月に予定されていた24年度の後半戦が雨天中止(栃木CC)となったのでこれが後半戦最初の開幕となるが、12月に予約した板倉ゴルフ場はクラブハウスが改築中で表彰式がままならずコンペ開催を見送ったので最終戦でもある。・・わっははぁ・・名のこっちゃ。エントリーは7名である。
いつもながら東京地区のKAさん、埼玉東北地区のHAさん最後の仕上げに余念がありません。
山爺といえば写真撮ったりフラッグ準備やらで毎度のことながら練習の暇がない。幹事の宿命といえばそれまでだが・・なんだかなあ。
さて今日のラウンドは東アウト→西アウトと変則ラウンドになります。
先発組(9:48)は東京地区のKAさん、埼玉南区のIさん、前回大会より参入した千葉県北西地区のAさんの3名です。
Aさんが新たに加わったことにより我が首都圏孔球親睦会の会員は栃木・埼玉・千葉・東京と広域に渡り、文字通り首都圏の名に相応しい陣容になりました。めでたいな、めでたいな。
東のアウトの№1Hは543yのロング、いきなりドラコンがかかつた緊張のホールです。KAさんの打球は右方向ラフトファウエイの境界域へ、飛んでます。ほかのおふたりはそれなりに・・・(^^♪
次発は埼玉東北地区HAさん、埼玉中央東部地区SUさん、埼玉中央区TAさん、そして山爺です。私はくじで4番手を引きました。ず~と4番かな?・・やな予感が。
実は山爺、一週間前に登山ナイフ(刃渡り11cの物騒な代物、熊と格闘用に購入)をいじっていたところ誤ってナイフが手をすり抜けて右手親指に接触、深手を負ってしまいました。さすがは登山ナイフ、ちょいと当たっただけなのによく切れること。なかなか出血が止まらず往生しました。グリップで力を入れると未だに傷口が開いて血が滲んできます。親指をシャフトに押さえつけることができないので軽く巻き込んで添えるだけです。こりゃあいかんなあ。
おまけに前の日に日曜大工で半田ゴテを使ってこれまた誤って左手人差し指に溶けたハンダを落としてしまい火傷。スイングすると両手に違和感があり気になって仕方がありません。
HAさん、TAさんは素晴らしい当たり、SUさんはやや左にひっかけ、さて山爺です。気になりながら打った打球はフェイスの根元に当たり左に高々と上がりお隣のティグラウンドすぐ横のOBゾーンへポトリ。普通なら御免なさいのマリガンショットと許して貰うところですが・・・マリガンショットって?なんだ。
【山爺の一言メモ】
マリガンショットとは
日本ではあまり知られていないがアメリカやイギリスで普及しているプライベートルール、主にスタートホールで適用されるルールで最初のショットが上手く出来なかったとき無罰で打ち直しチャンスを与えること。
由来は1920年代、カナダのモントリオール在住のデビッド・マリガン氏が有力、この人はホテルの経営者で多忙を極めていたがゴルフは大好き人間。ゴルフコースにはいつもギリギリに現れティショットを打つが、いつもミスショットをしてしまう。見かねた友人が『もう一度打てば』と進言したのがルール化され最初のティショットの打ち直しをペナルティーなしと認めたことが発端。
山爺もいつも幹事業で大忙し。10mほど離れた隣のホールに落ちたのだから”武士の情け”マリガンさんの恩恵に与ろうとボールを拾いに・・するとなぜかそこにクラブハウスの職人が立っていて『OBですね、前進でお願いします』と宣告されてしまいました。あちゃあ、万事休す。
前進4打のペナルティーで打った打球はグリーン前にポトリ、PWで打った打球は強すぎて反対側へ・・やっとこ6打めでワンピンの距離にグリーンオン。こうなれば狙うは竿イチ(ワンピンパット)で賞品を狙うのみ。狙い通り真ん中からカップインでダブルボギーでホーつアウト・・これは幸先が良いわと思ったのはこの時だけ。
グリップが思うように握れないせいかドライバーショットはまるでダメ。全ホールともよくてダボ、トリプルやそれ以上のオンパレード、終わってみれば59の大叩き。後半戦は日没にかかってしまい係員に急かされたので、さらに大叩きに拍車がかかり60も叩いてしまいました。山爺、完全ギブアップ。みなさんの成績です。優勝はハンディにも恵まれた埼玉中央区のTAさんがベスグロ賞も合わせて獲得する完全優勝です。
山爺は大方、BB賞あたりかなの思っていましたがコース自体が難しこともありさらに大叩きした者が2人もおり第5位でした。
それにしてもこのゴルフ場はやたらホールにボールの見張り員が居るねえ。合理化しないと経営圧迫しまっせえ。
【川柳】
・マリガンは ならんと 睨む係員