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2021年7月29日木曜日

こんなもの買いました

 

昨年の12月に患って以来、体調がどうも勝れないでいる。一時は咽頭がんではないかと心配し館林の総合病院に月一頻度で通院し鼻スコープにより喉の炎症部分を観察してもらっている。その都度患部は治っているとの診療結果で安心なのであるが喉の違和感は消えず時折激しく咳き込む症状が残り往生している。龍角散が手放せない。(ヽ´ω`)トホホ・・

山爺は高血圧の持病により月一地元の病院に通院しているがその時、毎日2回自宅で測定している血圧・脈拍記録を持参し掛かり付け医師に見せている。

3月ころまでは脈拍が通常より10~15ほど高い日々が続いていたのだが、これを見とがめ・・医師曰く、心房細動が心配だから連続心電計をつけて観察しますか?と言われてぎょっとした。

もともとこの先生、多少オーバーに診察結果を述べる傾向にあるが、しばらく様子見、というわけでこの日は帰宅。さあ、心房細動が頭から離れない。山歩きのような過激な運動しても良いものか?ゴルフでミスショットすると血圧が上がるが大丈夫か?。先生もひどい冗談を言うものだ。

以前からネット販売でスマートウオッチというものがあるのを知っていた。腕時計型で血圧・脈拍・体温・酸素濃度を測れるウオッチだ。これを購入して日常の変化チェックに利用しようと思いついた。

早速ネット検索、なんと日本は物資が豊かな国だろう。スマートウオッチがこれでもかと検索できた。

値段はピンキリで¥1000~¥2万円くらい。タイムセールで¥4000のものが¥3600で販売している。試しにこれを買ってみよう。

購入手続きすると数日で商品が届いた。以下これの使用感は、

iPhone(スマホ)と連動させて使うので時計は極めて正確、医療データーは心拍数・血圧・血中酸素・体温・睡眠が記録できる。さらに万歩計・ストップウオッチ・iPhoneに入ったメール入信も知らせてくれる。機能てんこ盛りで面白い。

さらにすばらしい機能がある。iPhoneに専用アプリをダウンロードしておくと(専用アプリを入れておかないと時計機能が働かない)測定結果をiPhoneに飛ばしてグラフ化して記録してくれることだ。つまり山爺の体を連続監視してくれるのだ。こりゃいいわ。

さて、気になるのが測定精度だ。別にメーカーから頼まれたわけではないが、日常使っている血圧計2台と体温計で1ヶ月測定比較をしてみた。

測定誤差は血圧は上が10ポイント下が数ポイントで測れておりばらつきは少ない。目安として十分機能している。

脈拍は誤差なし。体温計もほぼ同じという優れた機能であることが確認できた。

以来、朝8時~夜の10時まで腕に巻きつけて健康管理に使用している。







梅雨も終わり猛暑がやってきた。もう低山歩きも休業だ。そこに加えてのコロナによる外出制限で山爺の体力が日に日に低下しているのが分かる。

ちょっと散歩しただけで息が上がる。缶ビール1個で息苦しくなり受け付けなくなる。酒飲むのも体力がいるとはよく言ったもんだ。どげんかせんといかんばい。それにしても山歩きそのものは2万8千歩も歩けるというのにどうしたことだろう。

運動量の不足により肺活量が低下しているのでは?そして左図のような負のスパイラルに陥っているのでは、と考えた。

ネットで肺活量を鍛える方法は?肺活量を鍛える簡単な方法にペットボトルを吸い込むというのがヒットした。

試しに始めたが吸う度にポコン・ポコンとうるさい音がする。('`ァ'`)  .  。o  (ダメだこりゃww)

はたまた、ネットで肺活量トレーニングと入れて検索。右図のようなヘンテコな器具が見つかった。¥1300と廉価、さっそく飛びついた。

これまた注文して数日で届いた。
早速、吸い込んでトレーニング開始

10回も吸い込むとめまいがする。おお、これは効いているかも。1日50回吸い込みを1週間続けてみた。
気のせいか散歩しても息が上がらなくなったような気がする。

【川柳】
・不老へと まずはトレ器具、次サプリ

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2021年7月16日金曜日

足利湯殿山登攀・コロナワクチン接種

 今年の梅雨は雨梅雨のようで天気予報を毎日見ているが連日大小の傘マーク。どこにも出かける気力が起きないでいる。

体力が日に日に弱ってくるのを実感している。梅雨が明けたら谷川連峰の仙ノ倉山の稜線に咲いている高山植物を見たいなあと思っているのだが体力が落ちてるので不安先行。いかんなあとは思うが根がぐうたら基調だ、これだけは如何ともなし難い。(^ω^)

7月6日は第一回目のコロナワクチン接種も迫っているので副反応に備えて少しは体力をつけておかなければと焦る。

と、6月下旬の土曜日だけがお日様マークが出ている。これは行かねばなるまい。前々からプランを立てていた足利湯殿山に行ってみるか。いつものように出かける前日にザックの中に山道具を放り込み準備する。

400mに満たない低山だが山爺は一通りの山装備(傘・雨具・スパッツ・コンロ等)は訓練も兼ねて常に入れている。これに愛用のニコンカメラを入れるとザックの重みが有に5kgは超えてしまう。

今回はニコン一眼はあきらめて準一眼のオリンパスSP-565UZに替えた。足利市駅から松田線、7時40分のバスに一路湯殿山の登山口に近い彦谷町へ。8時18分彦谷町に到着。

健脚者の場合バス停からほどない東登山口から東尾根に取り付くのだが山爺にはそんな大それた体力はない。山里の道をどんどん進んで湯殿山を最短コースで登れる表登山口を目指す。

小一時間で表登山口に到着した。一休みしていると下の方からなにやらかまびすしい複数の声が聞こえる。

何事かと思うと空身の爺さん婆さん達が大勢登ってきた。挨拶を交わすと神社の清掃に来たとか。右写真後方の赤い構造物は立て直した神楽殿だとか、『ずいぶんモダンですねえ』『金がないからねえ』『それでも昔は盛ってたんだよ、風呂屋もあった』

え、え~風呂屋?、先ほど通り過ぎた数件の人家の中にそれはあったそうな。信仰心盛んな時代の賜物だったんでしょうなあ。
傍らにクマ注意の看板が出ていたので、『熊出るんですか』と聞くと、『ああ出るよ、気をつけて』・・・どう気を付ければいいんだか。とにかく、ここ最近は各地で熊出没が頻繁だ。ソーラーパネル設備の乱開発と無縁ではあるまい。かんしゃく玉ピストル持って来ればよかったなあ。

『湯殿山に直登するルートは急勾配だから迂回したほうが良い』との地元の方々の貴重なアドバイスを頂いたので素直に迂回ルートを進む。なるほど林道がゆるやかに続いて楽チンだ。

30分ほどで尾根道に出た。左に道を取り、なだらかな山道を黙々と登る。すぐに息が上がって足が前に出ない。

体をだましだましゆっくりと前進だ。こんな体たらくではもう谷川連峰は無理かなあとしみじみ思う。

それにしても足利になぜ湯殿山があるのだろう。山形湯殿山の本宮との関係(支社?)あるのだろうか。家に帰って調べたら、

【山爺の一言メモ】

足利湯殿山は1820年に出羽湯殿山から勧請し(かんじょう・本宮から分霊して他の地に移転し祀ること)名付けたとある。江戸末期の命名だから歴史は浅く出羽の湯殿山の御札もらって祀っただけで直接の関連はなさそうです。江戸時代も今も出羽三山にそうそう簡単にはお参りに行けないので代わりとして地元信仰のシンボルとしたようで、全国にある富士浅間山の出羽版といったところです。栃木県内各所にあり足利近隣の小俣叶花や五十部にも湯殿山があるようです。

視界が開けて展望が得られましたが引き換えに山肌が岩山になり険しくなってきました。

足利の山々は岩山が多くて低山といえども気が抜けません。またそれが面白みでもあるのですが。

足利にはこういった修験者や地元の人々の信仰心を得るのに最適な険しい山々が沢山あります。先ごろ山林火災のニュースで知られた両崖山・大小山・妙義山・石尊山・大坊山・皆、山頂付近は岩山で険しく修験向きの山々で山岳信仰の歴史があります。

羽黒山と銘打った石の祠に到着しました。出羽三山の勧請のひとつでしょう。羽黒三山は羽黒山・月山・湯殿山の三っからなる山々です。

羽黒山は生まれ変わりの始まり、つまり今生きている世の中です。月山は過去および死後の世界。そして湯殿山は来世、神の領域、宇宙と区分されております。

まずは現世にお参りします。2柏手、パンパン、現世・来世など仏教用語が頻繁に出てくる出羽三山に柏手はまずいんじゃないかって?。

いいのです。羽黒山信仰はもともと神仏混合でした。明治になって神仏分離政策で神の山になったそうです。

月山を祀った祠です。何びとと言えども、いずれは行かなければならない世界ですが、いましばらく羽黒山の世界にとどまらせて下さいな。というわけでお参りは辞退しました。

下調べをろくろくしないで入山したので湯殿山を祀った祠を見逃しました。おかしいなあどこにあったのかなあ。



湯殿山を祀った奥の院に到着、いわゆる山頂(399m)です。それにしても神の領域やら大宇宙観を表した曼荼羅といい、仏教(密教)の教えの雄大さはどうだろう。それに比べると他宗教を邪教扱いしてまったく認めないキリストの教えなど了見が狭いなあ。・・と思う山爺であります。


山頂からの眺めはあまり良くありませんん。わずかに南側が開けているだけです。昼には少々早いのですがベンチがあるので昼食タイムとします。いつもの梅握り・サンドイッチを頬張ります。コンロ持参なので暑いけれどお湯を沸かしてドリップコーヒーもいただきました。コーヒーのうまいのなんのって、下々には解んねえだろうなあ。


さて、ここから先ほどの表口登山口へ直接降りるルートもありますが急傾斜で危ないようだし時間もあるので西尾根経由で下山することにしよう。

緩やかな尾根の上り下りを繰り返しながら徐々に高度をさげる。

うん、この道選んで正解かな。と思っていると急に険しい下山を強いられた。いやあ、こちらから登るのは大変だなあ。

東尾根経由で登って大正解でした。尾根の右側が開けて数年前に登った石尊山が見えます。




ああぁ、ここでもソーラーパネルが山深く侵略しています。だから里にまで腹ペコ熊が現れるんだよ。強欲な人間には呆れるばかりです。
ずいぶん降りてきましたが西尾根登山口まで降りる気は毛頭ありません。途中に林道へ降りる枝道があるはずなのですが・・・





なかなか、分岐点につきません。ついに笹薮まで出てきて道を覆い隠します。おかしいなあ。分岐点見落としたかなあ。

西尾根登山口まで降りるのは今の山爺にとって、いささかオーバーワークです。少々不安にかられながら下山を続けます。

土曜日だというのに朝から会った登山者は2組3人だけ、下山開始後は誰にも会っていません。なんと寂しい湯殿山。

やっと分岐点が見えました。

これで一安心、ひたすら林道へ向かってGO!
30分も下ると林道が見えてきました。やれやれだわい。
小さな沢を渡って無事に林道へ戻りました。

中山登山口という場所です。ここから、ひたすら林道を下り坂西中学前バス停まで歩きます。バスの時刻は15:14、大丈夫時間はまだ十分ある。


【コロナワクチン接種】

7月6日は山爺の第1回目のコロナワクチン(ファイザー社製)接種日だ。日にちが近づくに連れて憂鬱になる。と言うのもフェイクニュースも含めネット上にワクチン接種に対しての批判記事や死亡記事が多数書き込まれているからである。

とりわけ厚労省が公開した統計表はワクチン接種との因果関係は不明としながらも2月のワクチン接種開始後に300人以上の人が亡くなっているとまとめている。死亡原因は(心筋梗塞・脳梗塞・硬膜下出血・クモ膜下出血・肺疾患)いずれも循環器の不具合による死亡である。


山爺も高血圧の持病があるので実に不安だ。できるなら皆さんがワクチン接種を終えるまで蟄居をしてコロナが収まるのを待ってワクチン接種を免れたいと考えている。


刻一刻と接種日が迫って、とうとう前日になった。

仕方ないから行くしかないか・・・予診票を取り出し必要事項を記入する。

なになに、接種は初めてか?、医師に受けても良いか聞いたか?基礎疾患は?と続いてひきつけ起こしたことは?重いアレルギーは?と核心を聞いてくる。
下段に接種希望の選択欄があり一応接種は個人に選択権があり、何かあっても自己責任ですよとして署名を要求している。

予診票とは名ばかりでこれって体の良い承諾書じゃないか。

ワクチン接種の当日、予約時間の13時30分に自宅から徒歩10分くらいの会場へ重い足取りで向かう。

会場に着くとテント村が出来ており大勢の人がウロウロしている。
さぞや待たされると思ったがその方々は次の時間帯の予約者で山爺の場合は、何人もの係員が要所でおいでおいでしており、あっという間に受付が完了してしまった。

パーテイションの前でも係員が暇そうにおいでおいでと手招きしている。

中に入ると女性の看護師が注射器を持って仁王立ち。ええぇ~もう打つの?
『問診はないのですか』『先ほど書類に先生がサインをしました』・・・ああ、あの受付の・・あれが問診か・・・命に関わる接種なのに・・・戸惑っていると、看護師が、
『打つのは右ですか左ですか』『そうねえ、ゴルフに影響するから右かなあ、左かなあ』・・・看護師、笑わない、受けなかった。『左腕にお願いします』・・・言うやいなや左腕にキツゥイ一発・・心の準備をする暇もなくあっという間に接種が終わった。


広い場所に誘導されてここで15分待機を強制される。休んでいる目の前に大きなデジタル時計が時を刻んでいる。予定の時刻になると、係員の『はい、手続きに入ってください』の掛け声で10人くらいの人が一斉に事後手続きに入る。

山爺は次回接種7月27日(火)のお墨付きをいただいて無罪放免となった。

注射直後はチクッとしただけでその後なんともなく、こんなもんかなあと安心していたのも束の間、夕方から左上腕部が痛くなりだした。翌朝、寝返りを打つと痛くて仕方がない。
痛みのピークは翌日のお昼頃、その後徐々に痛みは和らぎあまり気にならなくなった。

接種後3日目の朝からなんか軽いめまいがする。少々顔にのぼせ感が・・当初はいつもの寝起きに起きる現象かなあと思っていったが翌日は、より強いめまいがしてきた。

これって副反応?おいおい冗談じゃないぞ、大丈夫かなあ。副反応が起きるということは体内で確実にコロナの抗体が出来つつあるとか聞いていたので理解はしているのだが、なんか不安が先に立つ。

この時点で過激な運動による血液濃縮での血栓障害が頭に浮かんだ。これにより谷川連峰、平標山~仙ノ倉山への登山計画は霧消した。

その後もめまいは4~5日続き7月15日ようやくめまいは気にならなくなった。やれやれ、コロナワクチン接種恐るべしだ。次回接種がどうか無事でありますようにと神頼みする山爺であります。

【川柳】
・やれ打つな 副反応に 腰が引け
・ワクチンや 逃げる隙なく 注射され
・初めよし やがてずしりと 副反応

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