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2022年4月5日火曜日

カタクリの群落撮影行(佐野三毳山)

ちらほら桜開花の便りが届く。ようやく陽気もよくなり暖かくなるようだ。草花も咲き始めているだろう。どこの里山に行こうか。4月前後はカタクリの花が咲き始める。山爺の近くでは佐野市の三毳山山麓の群落(万葉自然公園カタクリの里)が有名だ。そこに行ってみよう。

カメラ撮影行のために新規に背負式のカメラザックを購入した。2段構造になっており、下段がレンズ収納部で取り外しできるクッションで自在にセパレート出来る構造だ。クッションで守られるのでカメラ・レンズを裸のまま入れられる。

上段はちょいとした備品(シャツ・雨具・ポット)が収納できる 。

80m・105m・300mズームレンズとニコンデジタル・小型カメラを放り込み、上段にサーモポット・カップ・ウインドブレーカーを入れて準備完了。なかなか使い勝手が良さそうなザックだ。

3月30日の朝、8時15分に家を出て一路カタクリの咲いているであろう里山へ。9時30分頃JR岩船駅到着。


身支度を整えて、駅から西へ向かう。あれが目指す三毳山(右画像)ざっと2・5kmの距離だ。楽勝・楽勝、ん?結構あるか。(^ω^)

振り返るとごつごつした岩船山が望める。岩船とは言い得て妙。

天気は上々、気分良く田んぼ道を黙々と歩く。
途中で散歩中の地元らしき数人の爺様とすれ違う。(爺様って、私だってもう同類)

皆さん見知らぬ山爺に、こんにちはと挨拶してくれる。和むなあ。ここには古き良き風習がまだ残っている。

15分も歩いたろうか?前方右手に不自然にこんもりしたヤブが見える。

これはもしかすると古墳?
近づくとヤブに隠れ気味に説明版があった。

なになに、甲塚古墳というのか。直径65m高さ7m、かなりの規模だ。回り込んでみたがヤブだらけで登り口が見当たらない。

6世紀後半~7世紀(飛鳥・奈良時代)に作られた円墳らしい。発掘調査は行われていないって?
こんなに原型を保っているのに未発掘とは学者さんは何をやっているのだ。たぶん私有地だろうから簡単にはいかないんだろうなあ。


図らずもいいものを見つけたものだ。私有地だから登り口もないんだろうな。

なんかもったいない。そのうちブルドーザーで整地されないことを祈るばかりだ。




コンビニを過ぎて喧しい国道をしばらく歩くと慈覚太師(最初、痔核大使と漢字変換・・笑った)生誕の地という案内板に到着した。

あの有名な慈覚太師が岩船出身だとは今回始めて知った。

地図でカタクリの里を検索していたら、たまたま、慈覚太師生誕地とうマークを見つけたので立ち寄ることにしたのだ。


【山爺の一言メモ】

円仁(慈覚大師)・・慈覚大師は諡号(しごう・おくりごう)帝や貴人に対し死後贈る名前

平安時代初期の僧で、最後の第十七次・遣唐僧として唐に渡り、日本の天台宗を大成させた人物。また、最初に朝廷から「慈覚大師」の「大師号」を授けられた高僧。



ただ、こうした輝かしい事績の一方で、円仁には後の摂関家の権力者、藤原良房に結びつき、奉仕した僧-との指摘もある。円仁の生没年は794(延暦13)864年(貞観6年)

円仁 慈覚大師の諡号贈られるが、世俗の権力争いに加担した風評も | 歴史の実像に迫る 歴史くらぶ (rekishi-club.com)

円仁生誕の時使ったとされる産湯の井戸が保存されているが、なんか怪しそう。

それにしても岩船地区はいまでこそ寂れて(地域住民さん失礼!)いるものの先ほどの古墳といい円仁の遺跡といい、更には小野小町終焉(この付近の諏訪岳から老齢を苦に投身自殺)の地との伝承があったりする。有名な僧侶、行基が住職を務めた大慈寺という当時栄えた寺院も現存する。岩船地区は古代には相当栄えていたようですなあ。

ここから国道を歩けば目的のカタクリ里は近いのだが、それでは体力鍛錬にはならない。慈覚大師の史跡からさらに西に進んで山道に入ることにする。

咲き遅れた水仙の花が『どうよ』とばかり咲いているのを見つけた。

こんなに綺麗な花が只で見られるのだから里山歩きは楽しい。
登山口はどこだ?。ローカルの山は標識整備状態が悪いのが常だ。
枝道がいくつもあり何度か間違えて入り込み他人宅の前に出てしまった。

やっと、本道への標識を発見。竹やぶの中にひっそりとそれはありました。これじゃあ見逃すわなあ。

さて山道をのんびりと歩きます。平日なので誰もいません。
聞こえるのは風の音と鳥のさえずりのみ。
小一時間も登るとカタクリ山と称した山頂へ到着。

標高は160m、昔の山爺なら見向きもしない丘だ。

ここから三毳山山頂へはあと700m、反対側の下山ルートを降ればカタクリの里だ。


三毳山の山頂往復したのではいささか時間がかかりすぎる。週末は月一ゴルフも控えているので、体力温存しなければならない。ここは素直にカタクリ里へ降ろう。



30分ほどでカタクリの里へ降り着いた。さすが有名な観光スポット、平日だというのに何十人もの人が行き来している。現実の空間に引き戻された。

カタクリの花は今がさかり、ちょうど良い時に訪れたようだ。

想像していたより花が小さい。個々に見れば地味な花だ。
それが数をなすとこうも美しくなるものか。群落恐るべし。



アップで捉えるとなかなかの色彩です。
ずいぶん歩いたので腹が減った。12時を回ったので東屋で昼食をとることにしよう。

いつものコブ握り・サンド・ミルクセーキで腹を満たす。

一面の花畑の中での食事、なんと豪華なことか。
いやあ、満腹・眼福、こんな素晴らしい群落なら普段の手入れも大変だろうに・・・

これで入園料を取らないのだから不思議だ。

さて、十分に良い絵も撮れたので下山しよう。


両側に桜が咲いている中を歩く。なんか良い気分だ。いやあ、不精しないで出かけてみてよかった、よかった。

ふと、傍らの茂みをみると見慣れた植物が・・・これは?水芭蕉ではないか?

囲いがあるわけでもなく、ごく普通の茂みのなかで雑草のごとく平然と咲いている。



もったいないなあ、カタクリの前には天下の水芭蕉も負けるのか。

それにしても柵作って保護するなり説明板くらい付けても良さそうなもんだが。

観光客は気が付いているのだろうか、ほとんどの人が素通りだ。あ~もったいない。


さて、満腹・眼福・サプライズ、そろそろ帰ろうか。もう一度、あぜ道をぶらりぶらりと・・・

【川柳】

・尾瀬ならば 人気の芭蕉も 佐野じゃ無視 
・カタクリの 陰でひっそり 水芭蕉

家について万歩計を確認・・・2万1千歩・・山爺まだまだやるのお。

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②作者以外の方による無断転載は禁止で、行った場合、著作権法の違反となります。

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2022年3月29日火曜日

22年度首都圏孔球親睦会の開幕

ようやく暖かくなり、外での活動に適した陽気となりましたが相変わらずコロナの感染は首都圏で高止まり、油断が出来ません。いったい、いつになったらこの鬱陶しい事象がこの世から消え去るのかなあ。残りすくない余生の山爺としては大切な今の時期を無為に過ごさなければならないので憤懣やるかたない。

こんなやつの言いなりなんかなるもんか、というわけで今年もコロナなんかにめげずに我が首都圏孔球親睦会は22年度の開幕コンペを開催しました。

時は3月21日(月) ところは400y以上のPar4がいくつもあるタフな古河ゴルフリンクスである。非力な山爺にとって、ここは苦手なんだよなあ。

3連休の最終日(月)にも関わらず7名の方々がエントリーしてくれたが、さいたま区のYAさん、埼玉中央区のNUさんが勤務の都合で不参加(お二人共おなじ会社勤務)になったことは残念であった。

いつものように全員集合の記念撮影、とおもいきや確かに入れたはずの小型カメラが見つからない。せっかく長尺三脚も持ってきたというのに・・・仕方がないので今回はiPhoneでの撮影となった。

セルフタイマーが使えない?(山爺はPCは得意だがiPhoneはからっきしなのです)ので山爺の画像は後から合成で割り込ませました。あはは。

9:00ちょうど発の先発組は東京地区のKAさん。埼玉南区のIさん。埼玉中央区のSEさん。№1H 393yPar4、いきなりの長距離ミドルだ。

みなさん左右に打球が散らばりバンカーで苦戦している方もいるようだ。

さて後発の山爺の組は埼玉東北区のHAさん、ロングヒッターでいつもドラコン賞を総ざらえするサルベージの○○の異名をとる埼玉中央区のTAさん、前回、野田大会で初参加ながら優勝をさらった埼玉中央区東部のSUさん、そして山爺の4人だ。

いきなりくじで山爺が一番手となったしまった。3ヶ月ぶりの1打は果たして・・・・

おお、真っ直ぐに飛んでいくではありませんか。ところが2打目、3打目がいけません。

FWがボールの頭を叩いてゴロばかり、上空に舞い上がりません。やっとこ5打めでグリーン端にON、2パットで沈めていきなりトリプルスタートです。まあ、長いミドルだからしゃーないと自分に言い聞かせる。

つづく2番ホールも410yPar4と距離はたっぷり、勘弁してよ~、と泣きが入る。

ここでもボールが舞い上がらずやっとこ5オン、連続トリプルかとおもいきや無心に打ったパットはするするとラインに乗りカップイン。ワンピンパット、通称竿1で早くも賞品ゲット、ダブルボギーで凌いだ。

つづく3番Hも424yPar4と山爺にとっての受難が続きます。ここはダブルParの8を叩いてしまった。あか~ん。が、その後は持ち直しボギーとダボ交互に・・上がってみれば54と3ヶ月のブランクの割にはまずますの出来だった。前回優勝のSUさんは50で周りしぶとく上位につけてます。

先発組の成績が気になるところで食堂で聞き込み調査をする。KAさん50、Iさん58と渋い顔。SEさんは・・聞いてびっくり、見て仰天、コンスタントに50を切っていた名人がなんと60超えの大叩き。これだからゴルフはわかりません。

古河大会の成績です。SUさん、午後も手堅くまとめて48で周り連続優勝をさらっていきました。山爺はというと午後も54で周りなんと第2位に食い込む健闘ぶりです。

このおかげでハンディが増えるハメに。

前回大会の時に、これからは2位・BBの成績者もハンディを見直しますと私が提案した矢先の不幸な出来事です。・・迂闊に言うもんじゃねえなあ。


【4Wの入手】

古河大会では開催日の2~3日前に降った大雨でコースコンディションが悪く3Wがうまく振り抜けず地面でドスン、ミスショットの連発だった。

老齢の山爺には長尺の3Wは最近もてあまし気味、負担で仕方がない。4Wが欲しいなあと時折思うことがある。

こんな時は強い味方のヤフーオークションに頼ろう。ゴルフクラブ・4Wと入力して検索、おお、出るわ出るわ、ピンは数万円、キリは1円?・・1円?、しかもダンロップEZ、ブランドじゃん。残り1日で入札者ゼロ

戯れにに自動入札¥2000でセットしておいた。こうしておけば¥2000の限度額まで勝手にセリに参加してくれる。

どうせ寸前に誰かがポンとせり上げるに決まっていると冗談半分・諦め半分の入札。

翌日ヤフオクを覗いてみて驚いた。1円で山爺が落札しているではありませんか。ひょうたんから駒が出た。1円って、そんな、1円で本当に譲るのだろうか?オークションだから1円でも落札は落札だ。出品者に悪いなあ。まてよ、この間の様に送料¥5000なんて法外な請求はないだろうなあ。(1度そんな目にあってヤフーを通じて不正請求だからと落札辞退した経緯がある)

悪い予感ばかりがよぎるがすぐに送料の連絡が・・・¥1350、普通請求じゃん。ゴルフクラブ1本だと¥1000前後が宅配の相場だから出品者も多少は儲けが出るか。だけど梱包にも手間暇がかかるしなあ。と、余計な気を回している心の優しい山爺であります。(^ω^)

手数料込みで¥1451を入金、どんな品物が届くのか楽しみです。

【川柳】

・ひょうたんの 駒の品質 気に掛かり ・・・ なんせ1円だからなあ

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2022年2月23日水曜日

徒然なるまま(おとぎ噺など)

 今年の冬は寒い日が続いたなあ。・・・と思っているのは山爺だけかな。(^ω^)

今週末あたり(2/25)から気温が10度を越えそうだ。近隣の里山へでも撮影に行こうかなあと、ようやく思えるようになった。

重い腰を上げようかなあと思う理由がもう一つ。コロナもからんで家におこもりの徒然に連日PCを開いてネットサーフィン三昧、ヤフオク(ヤフーオークション)で掘り出し物はないかと検索ばかりしている。

我が愛用のニコン一眼レフカメラのレンズは標準的なAF28~80mmのレンズとAF70~210mm(いずれもズーム)の2本だけだ。

80mmで撮影しているともう少し絵を引っ張りたいなあと思うことがままある。さりとて210mmでは風景などの広角画が撮れない。・・35~100mmぐらいのズームが欲しいなあとかねがね思っていた。しかして新品の購入は天下のニコンだ、有に10万円近くする。年金爺にはとても手が出ない。

ここはヤフオクに頼ろう。連日オークションで使えそうな中古品(安い出品には動作未確認・カビ・ホコリあり、なかにはしゃあしゃあとレンズ割れてます・・そんなひどい出品者もいる)を探すが、当初¥1000くらいからスタートしても締切間際では¥7000くらいに跳ね上がる。

ある日、AF35~105mmのレンズが¥1500で出品中で、入札締切1日前でも入札件数0件という物を見つけた。状態は自動で正常に動作・くもりカビなし・レンズにわずかなチリありとある。好条件なのにどうしたんだろう。ダメもとで¥4000を上限にオート入札しておいた。(オート入札しておけば指定額まで勝手にセリ続けてくれる)

翌日結果を確認すると、そのままの額で落札しているではないか。送料も¥900と良心的だ。狡猾な出品者だと送料は全国¥2000とか、海外から送ると称して¥3000~¥7000もふんだくる輩(会社)もいる。

ヤフオクに入金手続きを済ませるとすぐに届いた。さっそく開封。おお、まったくの無傷品で、しかもMade in Japan ではないか。(最近のニコンレンズはMade in Thailand が多い。

レンズもチリがわずかに付着しているだけ、それもエアーブラシをかけると簡単に吹き飛んだ。

カメラに装着して動作確認。オートモードでピントもばっちり合いシャキシャキ動く。新品と変わらないじゃあないか。普通なら中古でも状態の良いニコンレンズは数万円はする。そのレンズを今回¥2400で手に入れてしまった。めでたし、めでたし。

【おとぎ噺考】

去年の暮れにNHKBSで昔話法廷なる番組を見た。これがうんちくのある番組でなかなか面白かった。たとえばグリム童話の3匹の子豚、言わずもがな、狼が子豚たちを襲い食べようとするのを頓智を働かせて撃退する話だが番組ではレンガの家を作った3匹目の子豚が計画的殺人容疑(殺狼)で起訴され、裁判が始まる。

容疑内容は家に不必要な大鍋を事前準備したこと、窓の全てを閉じておきながら煙突だけ開放して故意に誘導したなど、対応が計画的で正当防衛には当たらないというものだ。

傑作なのは浦島太郎だ。竜宮で3年(竜宮の3年は地上の300年)遊んだ浦島だが乙姫に飽きて家に帰ると言い出した。

乙姫は身ごもっており(ここが大人の話で妙に生々しい)引き止めるが浦島は聞き入れない。

なんか不倫に飽きて別れようとする男を彷彿とさせる。しかたなく玉手箱を渡して見送り時に『ぜったい開けないように』と釘をさす。浦島は地上に戻るが、ご存知のように玉手箱を開けてしまい一気に老化、爺さんになってしまう。

この玉手箱の中身は生物を瞬時に300年も老化させてしまう猛毒ガスだ。裁判では検察側がマウスで再現実験を行い証拠として提出するがその内容がすごい。マウスに玉手箱のガスを吸わせると瞬時に骸骨と化してしまうのである。

乙姫はこのことを知りながら玉手箱を渡しており殺人未遂罪に当たると起訴される。『絶対に開けないで』の忠告も人間、開けるなと言われると開けたくなるとして悪意有りと評価される。

なぜ浦島は死ななかったのか。風の吹いている浜辺で開けたのが幸いし、少ししか吸わなかったので軽症で済み爺さんになっただけで命拾いしたと言う筋書きだ。

桃太郎なぞは徒党を組んで善良?な鬼たちを1名斬殺、30人以上傷害させ財産を奪ったとして強盗殺人罪で死刑求刑。

かの昭和の名横綱大鵬が幼児の頃、桃太郎の話を聞かされて『鬼が可哀想』と大泣きしたエピソードがあるが、山爺も小学生の頃、桃太郎の話には疑問を持っていた。懲らしめたのは良いとして財宝を車に積んで持ち帰るのは泥棒じゃないか?と考えたのだ。・・昔から山爺はひねた考えの子供でした。はい。

驚いたのはアリとキリギリスの物語、夏場、働きもせずチャラチャラ遊んで暮らすキリギリス、暑い夏に真摯に働き冬に備えせっせと食料を蓄えるアリ、ご存知のようにキリギリスは冬になり食料を得られなくなり餓死する。

この話は将来に備えることへの大切さを子供らに教えているのだろう。怠けたキリギリスに同情する者はほとんどいまい。むしろキリギリスいい気味だと思う人がほとんどだろう。

どっこい番組は違った。アリとキリギリスは友人同士、キリギリスが食料を分けてと懇願したのに断ったアリ、アリにしてみれば暑い夏に額に汗して必死に蓄えた食料だ。加えてアリは子沢山だ。当然といえば当然だろう。

ところがアリは保護責任者遺棄致死罪に問われるのである。この罪は肉親や親戚だけが該当するのではなく第三者である親友も該当する場合があるのだそうです。気をつけなければいけませんねえ。


そのほか、赤ずきんちゃん・ヘンゼルとグレーテルも殺人罪で起訴される。さすがはNHK、話の切り口が鋭いです。興味ある人は番組みてください。身につまされますよ。

昔話法廷 | NHK for School

昔話は史実に基づいたものが多いという。詳細に記録すると被害側・加害側とも差し支えがあるので、ぼやかして事の次第を後世に語り継ぐのだと言う。そして日本昔話の多くが勝者側によって作られたということだ。日本書紀を編纂した藤原不比等あたりが一番怪しい。

桃太郎伝説は、朝鮮で燃料の木々を使い果たし鉄の生産が難しくなった人々が渡来して中国地方の山中に住み着いて鉄の生産を始めた。岡山には7世紀以前に作られた鬼ノ城という城が現存する。だれがいつ創建したかは不明だと言う。

鉄の生産にともない茶色い汚染された排水を麓に流す。これを見た農民が、鬼たちが人を食ったので血の色の川となったと騒ぐ。産業廃水によりコメの生産に弊害が出るので農民が困り役人に訴える。大和政権は鉄の利権が欲しいのでこれ幸いと攻め込んで渡来人を滅亡させた。

八岐のオロチ退治も渡来人を攻め滅ぼし鉄の利権を手に入れた話が元になっていると言う。

一説には八岐のオロチは河川の氾濫を治水した話を置き換えたとあるが甘い!そんな平和な出来事ではない。

須佐之男が八岐大蛇に酒を飲ませて討ち取ったとしているが真相は講和と偽って八人の抵抗勢力(豪族)を酒宴に招待し相手を酔わせた上でだまし討したに違いない。

大和政権はだまし討ちが得意で九州熊襲征伐では日本武尊が女装して相手を安心させて近づき暗殺しちゃうんだからひどいものだ。

大蛇の尾っぽから剣が出てきたと言い伝えがある。天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)またの名を草薙の剣(くさなぎのつるぎ)としてこの剣は大和政権の3種の神器となる。嘘っぱちもいいところで渡来一族を滅ぼして略奪したに違いない。

浦島伝説にしても、朝鮮に渡った和人が久方ぶりに帰った話が元と言われてます。竜宮の建物が朝鮮にある建物そっくりです。

さるかに合戦は縄文人と弥生人の争いがルーツと言われています。つまり猿は狩猟民たる縄文人、蟹は農耕民族の弥生人。縄文人にしてみれば神聖な森林をところかまわず伐採して農地にしてしまう弥生人は許せない。(狩猟域がせばまる)弥生人にしてみれば手入れした田畑を踏み荒らす縄文人が許せない。これが争いの元で殺し合いに発展してしまう。蟹陣営に臼がいるが臼は農耕民必須の道具だ。

かちかち山は飢饉で食人があった出来事の記憶がもとになっていると言います。おばあさんを鍋にして食ったと言う記述が現実味を帯びていますねえ。

まだまだ書きたいことが山ほどあるけれど・・・拙い話を長々と・・最後まで目を通していただきありがとうございます。

参考文献

おとぎ話に隠された古代史の謎:関裕二著 PHP研究所

日本昔ばなし謎と暗号    :歴史の謎研究会(編)青春出版社

【川柳】

・伽ばなし よく聴きゃ怖い ストーリー ・・・煮た・食った・埋めた

・桃太郎 行方気になる あの宝     ・・・あの財宝、結局どうなった

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